日本人写真家、杉本博司の作品集。本書では、「天国の門Gates of Paradise)」シリーズを収録する。日本を代表する写真家のひとりである作者は、本書においてイタリア建築の傑作群にレンズを向け、文化的交流と文化の融合がもたらす可能性についての思索を展開する。

1585年、きわめて劇的な出来事として、4人の日本人の少年がローマ教皇グレゴリウス13世(Pope Gregory XIII)の前に現れた。彼らは、日本に芽生えたばかりのキリスト教共同体から召喚され、信仰の中心地へと赴いたのである。作者はこの少年たちの足跡をたどり、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアの建築的驚異を、当時の東方からの訪問者たちが目にしたであろう視点で撮影する。それらの写真は、それぞれの礼拝堂や劇場を、圧倒的でありながらも暗がりに包まれた驚きとして提示する。

さらに作者は、同時代およびそれに続く時期の日本美術を併置することで自身の写真を文脈づけている。そこに含まれる屏風や工芸品は、ヨーロッパの生活風景を想像的に描いた日本の芸術家たちの仕事を通して、西洋文化、特にイエズス会によるキリスト教が桃山・江戸期の美意識に与えた影響を物語っている。

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杉本博司

HIROSHI SUGIMOTO: GATES OF PARADISE

2017

SOLD OUT

日本人写真家、杉本博司の作品集。本書では、「天国の門Gates of Paradise)」シリーズを収録する。日本を代表する写真家のひとりである作者は、本書においてイタリア建築の傑作群にレンズを向け、文化的交流と文化の融合がもたらす可能性についての思索を展開する。

1585年、きわめて劇的な出来事として、4人の日本人の少年がローマ教皇グレゴリウス13世(Pope Gregory XIII)の前に現れた。彼らは、日本に芽生えたばかりのキリスト教共同体から召喚され、信仰の中心地へと赴いたのである。作者はこの少年たちの足跡をたどり、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアの建築的驚異を、当時の東方からの訪問者たちが目にしたであろう視点で撮影する。それらの写真は、それぞれの礼拝堂や劇場を、圧倒的でありながらも暗がりに包まれた驚きとして提示する。

さらに作者は、同時代およびそれに続く時期の日本美術を併置することで自身の写真を文脈づけている。そこに含まれる屏風や工芸品は、ヨーロッパの生活風景を想像的に描いた日本の芸術家たちの仕事を通して、西洋文化、特にイエズス会によるキリスト教が桃山・江戸期の美意識に与えた影響を物語っている。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 30.2 x 27.7 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100054406
出版 SKIRA RIZZOLI BOOKS
著者 Hiroshi Sugimoto
ISBN 9780847860692
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件

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