¥ 9,350 (税込)
スウェーデン人画家、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint)の作品集。その生涯と生み出した芸術にまつわる新たな研究と文化的背景を探る一冊。
2018年10月から2019年4月まで「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)」で開催された展覧会「Hilma af Klint: Paintings for the Future」では、作者の抽象的で神秘的な傑作が世にに紹介された。本書は、「グッゲンハイム美術館」で開催された同展のオープニング・セミナーをもとに、参加者の洞察(VISIONARY)を、作品の図版、記録写真、日記を元にしたイメージとともにまとめている。
本作では、モダニズムと抽象芸術の先駆者たちにインスピレーションを与えた、20世紀から21世紀に変わる頃に現れた社会的かつ精神的なムーブメントを探る。ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)、ピート・モンドリアン(Piet Mondrian)、カジミール・マレーヴィチ(Kazimir Malevich)、そしてヒルマ・アフ・クリント。抽象芸術の発生を促した時代精神(その時代の特質)とは何だったのか?ヒルマ・アフ・クリントを生み出した条件とは?
研究者でありアフ・クリントの専門家であるジュリア・ヴォス(Julia Voss)、トレイシー・バシュコフ(Tracey Bashkoff)、アイザック・ルベルスキー(Isaac Lubelsky)、リンダ・ダリンプル・ヘンダーソン(Linda Dalrymple Henderson)、マルコ・パシ(Marco Pasi)の5者は、それぞれ異なるアプローチで考察する。
ヴォスは伝記を分析することで作者の人生における5つの重要な出来事を突き止め、バシュコフはアーティストであるヒラ・フォン・リバイ(Hilla von Rebay)とのつながりと寺院の建設計画を紹介、ルベルスキーはニューヨークにおける神智学の起源を辿る。ヘンダーソンはオカルトと科学を検証し、パシは文化において秘教がもたらした役割の変化を考察する。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 29.0 x 23.0 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100042068 |
出版 | BOKFÖRLAGET STOLPE |
著者 | Hilma af Klint |
ISBN | 9789163972034 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
購入条件 |