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スウェーデン人画家、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint)の作品集。抽象絵画の先駆者である作者の作品を網羅するカタログレゾネ全7巻のうち、本書は第6巻である。自身の母親がこの世を去ったのち、幾何学的抽象画から離れたあと、1920年代に制作された作品群を紹介している。

1920年代、作者は、スイスのドルナッハに長期滞在していた。そこは人智学を創唱し透視能力を主張するルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)がその活動の国際的な拠点として設計し、アントロポゾフィー(人智学)協会本部であった「ゲーテアヌム(Goetheanum)」が建つ場所である。 作者は「ゲーテアヌム」で、その豊かで文化的な生活に参加した。 そこではとりわけ、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)の色彩論を研究していた。 1922年、60歳になった作者は、幾何学的な表現を完全に捨てた。そして人智学に触発され、シュタイナーとその仲間が発展させた、まだ表面が乾かないうちに絵の具を塗る水彩画の技法「ウェット・オン・ウェット」を用いた。その一例が、1922年に制作された「On the Viewing of Flowers and Trees」シリーズであるが、本書に収録されたシリーズの多くにはタイトルが付けられていない。

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ヒルマ・アフ・クリント

HILMA AF KLINT: LATE WATERCOLOURS 1922–1941: CATALOGUE RAISONNÉ VOLUME VI

2021

¥ 13,200 (税込)

スウェーデン人画家、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint)の作品集。抽象絵画の先駆者である作者の作品を網羅するカタログレゾネ全7巻のうち、本書は第6巻である。自身の母親がこの世を去ったのち、幾何学的抽象画から離れたあと、1920年代に制作された作品群を紹介している。

1920年代、作者は、スイスのドルナッハに長期滞在していた。そこは人智学を創唱し透視能力を主張するルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)がその活動の国際的な拠点として設計し、アントロポゾフィー(人智学)協会本部であった「ゲーテアヌム(Goetheanum)」が建つ場所である。 作者は「ゲーテアヌム」で、その豊かで文化的な生活に参加した。 そこではとりわけ、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)の色彩論を研究していた。 1922年、60歳になった作者は、幾何学的な表現を完全に捨てた。そして人智学に触発され、シュタイナーとその仲間が発展させた、まだ表面が乾かないうちに絵の具を塗る水彩画の技法「ウェット・オン・ウェット」を用いた。その一例が、1922年に制作された「On the Viewing of Flowers and Trees」シリーズであるが、本書に収録されたシリーズの多くにはタイトルが付けられていない。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 31.5 x 24.5 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100042059
出版 BOKFÖRLAGET STOLPE
著者 Hilma af Klint
ISBN 9789189069275
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件

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