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「街は筋書きのない無限に広がる人生劇場だ。私たちは現在という時代の舞台装置の上で、現在という衣装を纏い出演者として日々を過ごしている。
私が大学生だった1970年代には学生運動が街で展開され、1972年まで沖縄はアメリカの統治下にあった。昭和天皇の崩御、東日本大震災、能登半島地震などを経て、私たちは今日という舞台に立っている。
今日の舞台ではスマホを覗き込む私たち、多くの外国からの観光客、日々完成する高層ビル群、取り残された古い家屋が照明に浮かび上がっている。 将来という舞台の台本を書けるなら誰しもが「平和、平等、幸福・希望」という文言を散りばめたいと願うだろう。
それにしても過去50余年、カメラを構える私の前に現れては消えていく時代の一瞬一瞬は、時として悲惨なものであったが、
反して時にはずっと見ていたいと思うほど美しく愛おしく目の前に実在していた。いずれの場面も現れた次の瞬間に消え去り、もう二度と現れないと思うと、
それはあまりにも儚く、せめて未来への道標として写真に残しておきたいと願うのである」

※こちらの商品は店頭併売商品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルとさせていただく場合がございます。ご了承ください。
※ご注文後のキャンセル、ご注文内容の変更は承っておりません。予めご了承ください。

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ハービー・山口写真集 Somewhere Sometimes in Japan

¥ 4,950 (税込)

「街は筋書きのない無限に広がる人生劇場だ。私たちは現在という時代の舞台装置の上で、現在という衣装を纏い出演者として日々を過ごしている。
私が大学生だった1970年代には学生運動が街で展開され、1972年まで沖縄はアメリカの統治下にあった。昭和天皇の崩御、東日本大震災、能登半島地震などを経て、私たちは今日という舞台に立っている。
今日の舞台ではスマホを覗き込む私たち、多くの外国からの観光客、日々完成する高層ビル群、取り残された古い家屋が照明に浮かび上がっている。 将来という舞台の台本を書けるなら誰しもが「平和、平等、幸福・希望」という文言を散りばめたいと願うだろう。
それにしても過去50余年、カメラを構える私の前に現れては消えていく時代の一瞬一瞬は、時として悲惨なものであったが、
反して時にはずっと見ていたいと思うほど美しく愛おしく目の前に実在していた。いずれの場面も現れた次の瞬間に消え去り、もう二度と現れないと思うと、
それはあまりにも儚く、せめて未来への道標として写真に残しておきたいと願うのである」

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取り扱い 京都 蔦屋書店
商品コード 1100040960
出版 スーパーラボ
著者 ハービー・山口
ISBN 9784911112168
配送までの期間 ご注文から2~3日程度での発送を予定
備考 w22 x h23 cm
72 Pages
66 Images
Soft cover
Full color Offset
Limited edition of 1000
Published in 2025
カテゴリー
送料 ¥550(税込)
購入条件