高屋永遠は、流麗な線と神秘的な色彩で、空間、時間、存在についての領域横断的な考察をもとに作品を制作するアーティストです。国内外の土地や植物、化粧原料などから自作した色材を用いることで、繊細な色のスペクトラムと豊かな階調を実現し、鑑賞者を日常から切り離された精神の空間へと誘います。
このたび、高屋による個展「無限の形象」が、銀座三越で開催(会期は3月20日まで)。会期にあわせ、オンラインでも出展作品をご紹介します。会場とともにオンラインでも、宇宙の有する遥かなる時間と空間との対話を通じて、精神の中にも同じく広大に広がる内面世界にふれるような、高屋の神秘的な作品世界を感じてみてください。
《罔象<万年雪と銀明>》(2025)※OIL限定販売
《爛漫、長閑》(2025)※OIL限定販売
WHYNOT.TOKYO

WHYNOT.TOKYOは2019年に東京・目黒区昭和通り商店街にオープンしたアートギャラリー/アートスペース。美術家・髙屋永遠が主宰するWHYNOT.TOKYOでは国内外の現代美術の美術作家、キュレーター、研究者らと協働で展示を企画し、多岐にわたり作品を紹介。新たな活動形態に向けて22年4月閉館。 2022年3月より自由で機動性のあるギャラリーとして活動開始。エリアに縛られることなく、様々なアーティストとのコラボレーションによるグループ展・企画展などを主に、企画プロデュースを行う。
Artist Profile
高屋永遠
1992年東京都生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスを卒業後、現在は東京を拠点に活動。国内外の土地や植物、化粧原料などから自作した色材を用いて作品を制作する。繊細な色のスペクトラムの探求と豊かな階調が織りなす独自の奥行きは、鑑賞者を日常から切り離された精神の空間へと誘う。2019年より、アーティストや美術分野で活動する個人の交流を目的としたプロジェクトWHYNOTを主宰。継続的に、美術を通した連帯とコミュニティー形成に取り組む。
Information
高屋永遠個展「無限の形象」
会期:2025年3月5日~3月20日 |
