田幡浩一
1979年栃木県生まれ。ひとつのモチーフを2つの支持体にまたがって描き、それをずらす「one way or another」シリーズなど、メディア間や支持体自体に存在する「ズレ」を通して、目の前にある対象が内包する多様な図像を丁寧に浮かび上がらせる。近年の主な個展に「マルメロと表裏」(2018年、Yutaka Kikutake Gallery、東京)、「one way or another」(2016年、ギャラリー小柳、東京)、「Scape」(2015年、大和日英基金、ロンドン)、「trace of images」(2011年、ギャラリー小柳、東京)など。