SOLD OUT
ベルギー人詩人であり映像作家、コンセプチュアルアーティストのマルセル・ブロータス(Marcel Broodthaers)による作品集。
「私もまた、何かを売って人生で成功することはできないものかと自問した……。そしてついに、不誠実な何かを発明するという考えが浮かび、私はただちに仕事に取りかかった。」
1964年4月、初個展に際して記されたこの言葉によって、作者は詩人としての死と、芸術家としての誕生を宣言した。実際にその後、芸術家という概念そのものを大きく変容させることになる。アーティスト・ブック、版画、映画、インスタレーション、彫刻、テキストといった多様な媒体を横断しながら、媒体の固有性に結びつけられてきた芸術観を取り払い、統一的なコンセプチュアリズムを追求したのである。「造形芸術の世界と詩の世界が出逢う場所、いや、出逢うと言うべきではないだろう。それらが分かれる、その最前線において」。
美術館や美術作品の意義を問い直すべく1968年から1972年にかけて展開されたプロジェクトであり、12のセクションからなる架空の美術館「近代美術館 鷲部門(Musée d’Art Moderne, Département des Aigles)」は、今日「制度批判(institutional critique)」として知られる実践、概念の先駆けとなった。また、その作品における言語的基盤や、複製印刷物への強い関心は、その後のコンセプチュアル・アートの潮流を先取りするものでもあった。
美術史家であり批評家のグロリア・ムーレ(Gloria Moure)が財団との協力のもと編集した本書は、その網羅的な内容において、これまで刊行されてきた著作集を大きく凌駕する決定版といえる。初期詩篇をはじめ、声明文、既発表・未発表の批評テキスト、公開書簡、インタビュー、構想ノート、脚本に加え、豊富な図版も収録されている。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 26.0 x 21.6 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100054180 |
| 出版 | POLÍGRAFA |
| 著者 | Marcel Broodthaers |
| ISBN | 9788434312876 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |