¥ 16,500 (税込)
ナイジェリア出身、アメリカ在住のアーティスト、ジデカ・アクーニーリ・クロスビー(Njideka Akunyili Crosby)の作品集。本書は作者にとって初のモノグラフとなる。自身の個人的なヒストリーと、ディアスポラによって形成されたアフリカ人のアイデンティテイを、多層的な構図の中で融合させた作品を紹介する。
「批評家陣はしばしば(そして当然ながら)、ジデカ・アクーニーリ・クロスビーが費やした膨大な時間と場所の多重性、多様性を、特定の視覚的論争の場へと組み立てるその注意深さ、繊細さ、巧みな技術に驚嘆してきた。」-「Frieze」誌
作者の作品には、様々な場所と時間を組み合わせ、現代生活における個人的な側面と普遍的な側面のいずれも用い、中でも特にアフリカのディアスポラ的アイデンティティの複雑さを反映している。本書は、2010年から2023年にかけて制作された約50点のペインティングをまとめたものでる。自身の個人的なコレクションやナイジェリアの出版物などの画像を用い、人々や地域、作者自身の経験をペインティングの描写で重ねるという、体系立てられた実践の軌跡を垣間見ることができる。作品には、緑豊かな庭園から、母性、家族、結婚、身体、個人のアイデンティティという家庭的かつ内面的な世界まで投影されており、その領域は作品をもって明確に示され、そして作者は制作しながらその場所へ再び訪れているのである。
研究者でキュレーター、フローリストでもあるジャリー・ダース(Jareh Das)、キュレーターのヘレン・モールスワース(Helen Molesworth)、キュレーターであり美術史家、評論家、また「ブルックリン・レイル(The Brooklyn Rail)」誌の編集長を務めるジェイソン・ローゼンフェルド(Jason Rosenfeld)、キュレーターであり美術史家のドリュー・トンプソン(Drew Thompson)らが文章を寄稿、視覚言語や素材に焦点を当てた実践、西洋とナイジェリアにおけるイメージと形式の融合、そして写真を用いた肖像と形作りについてなど、さまざまなテーマに焦点を当てて解説する。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 28.5 x 23.0 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100042910 |
出版 | DAVID ZWIRNER BOOKS |
著者 | Njideka Akunyili Crosby |
ISBN | 9781644231388 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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