京都 蔦屋書店より、猪瀬直哉個展「Unlimited Message」開催を記念した、Manhattan Portageとのコラボレーションバッグをご紹介
京都 蔦屋書店では、8月15日より猪瀬直哉による個展「Unlimited Message」が開催(会期は9月8日まで)。会期にあわせて、オンラインでは19日よりコラボレーションバッグを販売いたします。
猪瀬直哉は、東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業後、文化庁の新進芸術家海外研修員としてイギリスに渡り、2017年にはロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートでMA Fine Arts(芸術修士)を修了。現在はロンドンを拠点に活動しています。
猪瀬の作品には、精巧に描かれる風景や抽象的な世界、そしてペンギンとプール、モノリスがたびたびモチーフとして登場します。空を飛べないペンギンは、日本人のメタファーとして、ときには臆病な自身の心情を反映しており、プールは日本社会のフラットさを象徴し、知識の象徴として描いたモノリスは、新しい世界へのキーパーツをあらわしています。
約3年ぶりの日本での個展となる本展では「作品を通して知識の無限性を解釈する面白さを体験してもらいたい」という猪瀬の思いから、新作絵画に加え、これまでのモチーフを枯山水として表現したインスタレーションも発表します。
コラボレーションバッグについて

右 Polyamide Backpack(NAOYA INOSE EDITION)
※バッグの価格・名称は変更になる場合があります。
本展の開催を記念し、1983年にNYのメッセンジャーカルチャーから誕生したバッグブランド、「Manhattan Portage」とのコラボレーションが実現。猪瀬がコラボレーションのために書き下ろしたデザインをプリントし、Manhattan Portageを象徴する赤ロゴとともに並びます。また、猪瀬を象徴するブルーをバッグ底面に配置。限定仕様のメッセンジャーバッグとリュックを発表します。
バッグはそれぞれ限定数の生産。すべてにエディションナンバーと猪瀬直哉のサインを入れたサインカードが付属。「OIL」でも8月19日から9月8日まで、数量限定販売いたします。
Nylon Messenger Bag JRS Flap Zipper Pocket(NAOYA INOSE EDITION)
Polyamide Backpack(NAOYA INOSE EDITION)
Artist Profile
猪瀬直哉
1988年神奈川県生まれ。2012年に東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業し、文化庁新進芸術家海外研修員として渡英。17年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートMA Fine Artを修了し、ロンドンを拠点に活動している。ロマン派、マーク・ロスコやバーネット・ニューマンの影響を受け、終末的な風景画を制作。精巧な風景描写と抽象的な世界からなるダイナミックな作品を通して、自然と人間の関係性を問うとともに、ポストモダニズムにおける絵画の役割について考察している。2018年に日本初個展「Blue」(THE CLUB、東京)を開催。これまで参加した展覧会に、「20th DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2018)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.01―もうひとつの・カーニバル―」(高松市美術館、2010)など。作品は、高橋コレクションやベネトンコレクションに収蔵されている。
Information
猪瀬直哉個展「Unlimited Message」
会期:2025年8月15日~9月8日 ※8月20日は休館日 |
