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  • 作品集「Yu Maeda Pantings from 2020-2023」

こちらの作品集は、現在亀戸アートセンターで開催中の前田裕 個展「co-form」にて販売中です。


【作家プロフィール】

前田裕

1984年熊本県生まれ。京都精華大学デザイン学科卒業。

2013年南カリフォルニアに移住し絵描きとしての活動を始める。Hi-Fructose,Juxtapoz magazineなどのアート雑誌に記事が掲載される。2019年LAのSuperchief Galleyにて個展を開催。2020年帰国。NY、パリ、台湾、東京で個展を開催。

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前田裕 個展「co-form」
会期 2025年9月26日(金) - 10月8日(水) ※ 会期中無休
時間 平日 16時 - 22時 土日 13時 - 19時
場所 亀戸アートセンター (KAC)
最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口

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亀戸アートセンターは、前田裕 個展「co-form」を開催いたします。

前田裕は、国内外で絵画や陶芸作品を発表し、自然や生命の営みを独自の視点から探求してきたアーティストです。西洋と東洋の芸術やアニミズムなどから影響を受け、絵画や立体、アニメーションを通して、新しい視覚表現を模索しています。自然や生き物の形を、単純な丸や直線、曲線で再構築し、多角的に観察できるイメージを生み出しています。

本展タイトルの「co-form」とは、“互いに形作る”という意味を込めた造語です。会場には同じモチーフをもとに制作された絵画と陶芸作品のペアが並びます。

3年前に始めた陶芸の経験は、前田の絵画制作に大きな変化をもたらしました。焼成や手作業によって生じる予期せぬ変化を受け入れる過程は、これまで緻密に計算されていたペインティングに「偶然」と「ゆるさ」をもたらしました。現在の絵画では、アクリル絵具によるラフな下地に油彩を重ね、偶然性と意図的なコントロールを共存させる表現が特徴となっています。こうした作業のプロセスは、陶芸における土や色、質感の変化から得た感覚と密接に呼応しています。

近年はデジタルによる綿密な下絵から離れ、直感的にキャンバスへ描き始めるスタイルへと移行しました。その背景には、陶芸を通じて「完全なコントロールから解き放たれること」への実感があります。計画や技巧に縛られすぎず、量を重ねる中で見えてくる“ゆるさ”や“偶然”を積極的に取り込む制作態度は、作品に独自の味わいと生命力を与えています。

モチーフには、自然界の生き物が多く登場します。前田はその中でも、水陸双方に関わり、また生態系の健全さを示す象徴的な生物としてカエルの存在に注目しています。今回は寓話「蠍と蛙」に着想を得た作品も含まれ、そこには生物の本能や自然の摂理が暗示されています。

作品には曼荼羅が表すような、自然の循環や生命の営みといったテーマが一貫して表現されています。森羅万象をマクロな視点で俯瞰した表現から、近年は個々の生命や出来事にフォーカスしたミクロな視点へと移行しています。しかし、それはスケールを縮小することを意味するのではなく、個と全体が相互に影響し合う入れ子状の関係性という根本的な概念に基づいています。陶芸で体感した、偶然性や変化の受容は、こうした自然の循環や生命の重層的な関係性を絵画に取り込む手助けとなっています。

絵画と陶芸という異なるメディウムが互いを映し合い、補い合うことで立ち上がる前田裕の新たな展開にぜひご注目ください。

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前田裕

作品集「Yu Maeda Pantings from 2020-2023」

¥ 3,300 (税込)

こちらの作品集は、現在亀戸アートセンターで開催中の前田裕 個展「co-form」にて販売中です。


【作家プロフィール】

前田裕

1984年熊本県生まれ。京都精華大学デザイン学科卒業。

2013年南カリフォルニアに移住し絵描きとしての活動を始める。Hi-Fructose,Juxtapoz magazineなどのアート雑誌に記事が掲載される。2019年LAのSuperchief Galleyにて個展を開催。2020年帰国。NY、パリ、台湾、東京で個展を開催。

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前田裕 個展「co-form」
会期 2025年9月26日(金) - 10月8日(水) ※ 会期中無休
時間 平日 16時 - 22時 土日 13時 - 19時
場所 亀戸アートセンター (KAC)
最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口

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亀戸アートセンターは、前田裕 個展「co-form」を開催いたします。

前田裕は、国内外で絵画や陶芸作品を発表し、自然や生命の営みを独自の視点から探求してきたアーティストです。西洋と東洋の芸術やアニミズムなどから影響を受け、絵画や立体、アニメーションを通して、新しい視覚表現を模索しています。自然や生き物の形を、単純な丸や直線、曲線で再構築し、多角的に観察できるイメージを生み出しています。

本展タイトルの「co-form」とは、“互いに形作る”という意味を込めた造語です。会場には同じモチーフをもとに制作された絵画と陶芸作品のペアが並びます。

3年前に始めた陶芸の経験は、前田の絵画制作に大きな変化をもたらしました。焼成や手作業によって生じる予期せぬ変化を受け入れる過程は、これまで緻密に計算されていたペインティングに「偶然」と「ゆるさ」をもたらしました。現在の絵画では、アクリル絵具によるラフな下地に油彩を重ね、偶然性と意図的なコントロールを共存させる表現が特徴となっています。こうした作業のプロセスは、陶芸における土や色、質感の変化から得た感覚と密接に呼応しています。

近年はデジタルによる綿密な下絵から離れ、直感的にキャンバスへ描き始めるスタイルへと移行しました。その背景には、陶芸を通じて「完全なコントロールから解き放たれること」への実感があります。計画や技巧に縛られすぎず、量を重ねる中で見えてくる“ゆるさ”や“偶然”を積極的に取り込む制作態度は、作品に独自の味わいと生命力を与えています。

モチーフには、自然界の生き物が多く登場します。前田はその中でも、水陸双方に関わり、また生態系の健全さを示す象徴的な生物としてカエルの存在に注目しています。今回は寓話「蠍と蛙」に着想を得た作品も含まれ、そこには生物の本能や自然の摂理が暗示されています。

作品には曼荼羅が表すような、自然の循環や生命の営みといったテーマが一貫して表現されています。森羅万象をマクロな視点で俯瞰した表現から、近年は個々の生命や出来事にフォーカスしたミクロな視点へと移行しています。しかし、それはスケールを縮小することを意味するのではなく、個と全体が相互に影響し合う入れ子状の関係性という根本的な概念に基づいています。陶芸で体感した、偶然性や変化の受容は、こうした自然の循環や生命の重層的な関係性を絵画に取り込む手助けとなっています。

絵画と陶芸という異なるメディウムが互いを映し合い、補い合うことで立ち上がる前田裕の新たな展開にぜひご注目ください。

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取り扱い 亀戸アートセンター
サイズ 21.0 x 14.8 x cm
商品コード 1100047262
配送までの期間 1週間程
備考 A5 / 88page / フルカラー
design by Naoto Wakino
published by Yu Maeda

※本作品は店頭併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。
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送料 ¥185(税込)
購入条件

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