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ギャラリー上田より、宮塚春美による個展「-響きの彼方-」出展作をご紹介

9月1日より、ギャラリー上田では、宮塚春美による新作展「-響きの彼方-」が開催(会期は9月10日まで)。会期にあわせ、オンラインでも出展作を販売いたします。

 宮塚春美は、1971年に武蔵野美術大学造形学部油絵専攻を卒業後、絵画を通じて「時間の流れ」や「記憶のかたち」といったテーマを探求し、構成的かつ詩的な抽象作品を数多く発表してきました。2013年以降はスイス、オーストリア、フランスなどでアーティスト・イン・レジデンスに参加し、国際的な活動を展開しています。このたび、ギャラリー上田では、宮塚春美による新作展「-響きの彼方-」を開催します。

 本展では、2025年にオーストリア・ウォルフガングで行った滞在制作をもとにした新作を発表。ウォルフガングは、音楽史に名を刻む作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの名を冠する湖畔の町です。アルプスの雪山と湖に囲まれた静謐な環境で、16カ国22名のアーティストとともに過ごした経験から生まれた作品群は、文化やリズムの違いが交差するなかで得た感覚を絵画に落とし込み、静かな画面に多様な響きを重ねています。会期にあわせ、「OIL」でも出展作を販売いたします。

 宮塚が異国の地で紡いだ新たな表現の作品世界を、オンラインでもご堪能ください。

 

《Daybreak》

 

 

《Banquet》

 

 

《Flying towards the light》

 

《Morning at the Boathouse, Wolfgang See》

 

《Boathouse》

 

 

 

 

ギャラリー上田

1978年創業。銀座7丁目交差点に店舗を構える。「アートのある日常の提供」と「地域社会への貢献」を理念に、絵画・陶芸・彫刻などのコンテンポラリーアートを取り扱う。国公立の美術館や企業への設置事例は300を超える。近年は若手作家の展覧会も積極的に開催。また、他業種とのコラボレーションも多く、建築やデザインの分野にも進出している。 主な取扱作家に、加藤唐九郎、李禹煥、海老原露巌、大塚茂吉、坂本素行、赤木範陸、藤倉久美子、さとうたけし、張媛媛、武田優作、マテウス・ドロジンスキーなど。

 

 

編集部

Artist Profile

宮塚春美

東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵専攻卒業。同大学助手。Palos Verdes Art Center(アメリカ)にて3年間、彫刻、銅版画を学ぶ。日本・アメリカ・中国を中心に、展覧会を多数開催。主な個展に、「つながる」(ギャラリー檜、東京、2021)、「- once upon a time -」(ギャラリー檜、東京、2020)、「The noise」(Galleryそら、鳥取、2018)、グループ展に、「宮塚春美 + 野口節子展」(ギャラリー上田、東京、2019)など。

Information

宮塚春美個展「-響きの彼方-」

会期:2025年9月1日~10日
会場:ギャラリー上田
住所:東京都中央区銀座8-8-1 第7セントラルビル8F
電話番号:03-3574-7553 
開館時間:11:30~18:30(※最終日は17時まで) 
休館日:日曜 
料金:無料