¥ 10,120 (税込)
イギリス人アーティスト、トレイシー・エミン(Tracey Emin)の作品集。2025年3月から7月にかけてイタリアの「パラッツォ・ストロッツィ財団(Fondazione Palazzo Strozzi)」で開催された展覧会に伴い刊行された。監修は同財団ディレクターのアルトゥーロ・ガランシーノ(Arturo Galansino)が務める。
「若い頃、孤独(loneliness)と孤立(isolation)の意味を混同していた。孤独は孤立ではない。孤独は強さである。行き場を失って山の尾根に取り残されることと、頂上に到達し、そこから見下ろして達成感を覚えることのあいだには、大きな違いがある」— トレイシー・エミン
作者は、欲望、身体、孤独といった主題に対し妥協のない姿勢で向き合う、フェミニズムの系譜に根ざした実践で知られるイギリスの現代アーティストである。その表現は率直で表出的なスタイルを通じて、個人的で複雑な感情の状態に深く踏み込む。脆さ、生々しさ、身体性といった要素がその核をなし、そこでは優しさや愛が、痛みや犠牲と絡み合いながら現れる。
本書には3本の論考が収録されている。まず「Sex and Solitude」において、キュレーターのアルトゥーロ・ガランシーノは作者の個人的および職業的歩みをたどる。作者は「誰かと一緒にいても、人はなお孤独である。芸術家であるためには創作のための孤独がより必要であり、年を重ねるごとにその孤独を強く求めるようになっている」と述べている。続く第2のテキストはキュレーターと作者による対話であり、セクシュアリティ、宗教、文学をめぐる議論を通じて、その人物像を多面的に浮かび上がらせる。最後の論考「The Rebirth of Tracey Emin」では、「大英博物館(The British Museum)」ディレクターのニコラス・カリナン(Nicholas Cullinan)が、作者の多面的な実践と、その「誠実さへのコミットメント」を論じている。
カタログには展示作品の図版が収録され、全11章に分けて構成されている。世界各地の公私コレクションから集められた初期から近年に至る作品群は、過去30年にわたり現代美術における女性像や身体と存在の関係を形づくってきた、その鋭利で挑発的な美学を示している。巻末には、豊富な図版を伴う作者のバイオグラフィーと、本展に出品された全作品リストが収録されている。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 29.2 x 24.1 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100053686 |
| 出版 | MARSILIO ARTE |
| 著者 | Tracey Emin |
| ISBN | 9791254632604 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |