¥ 12,100 (税込)
スペイン人アーティストであり、近代美術史に欠くことのできない人物であるパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の作品集。2020年1月から4月まで「ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(Royal Academy of Arts)」開催され、2024年12月から2025年3月まで「クリーブランド美術館(Cleveland Museum of Art)」で開催される、「パリ国立ピカソ美術館(Musée national Picasso-Paris)」の協力のもと企画された展覧会に伴い刊行された。ピカソという天才がそのキャリアを通じて紙の可能性をいかにして掴んだかをまとめた一冊。
作者が生み出す芸術は、その野心と多様性において驚愕的である。本書は、伝説的な発明を生む力における幅の広さ、その中の一面である、創造的で独創的な紙の扱いを紐解く。エッチング、版画、ドローイングなど自律的な作品の基礎として用いることがあれば、1910年代に実験していたパピエ・コレ、加えて厚紙や紙、糸を使った画期的な立体「構造」などもある。
時によっては、作者の紙の活用方法は置かれた状況によって制限されていた。占領下のパリでは画材が品薄だったため、紙のテーブルクロスを破いて制作をしていた。そしてもちろん、このような紙の作品の中には、数々の名画の準備段階も含まれている。
400点以上もの図版と、ピカソ研究の第一人者である専門家たちが新たに執筆した洞察に富むテキストをもって、この豪華な研究成果はキャリアの様々な段階で作者が見出した紙のポテンシャルとその無数の活用方法を明らかにする。その伝説的な人生とキャリアは、ほぼ20世紀全体にわたり、最も重要な美術的革命を先導したと言えよう。
ヴィオレット・アンドレス(Violette Andres)、ステファン・コッペル(Stephen Coppel)、アン・デュマ(Ann Dumas)、エマニュエル・ヒンスリン(Emmanuelle Hincelin)、クリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)、エミリア・フィリッポ(Emilia Philippot)、ジョアン・ポプラール(Johan Popelard)、クロストル・ラファール・プラナス(Claustre Rafart Planas)、ウィリアム・H・ロビンソン(William H. Robinson)など、キュレーターや美術史家陣の寄稿を収録。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 28.6 x 23.5 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100030797 |
出版 | ROYAL ACADEMY OF ARTS |
著者 | Pablo Picasso |
ISBN | 9781912520176 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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