THE OTOLITH GROUP: WORLD 3
2014
¥ 11,550 (税込)
アンジャリカ・サーガー(Anjalika Sagar)とコドヴォ・エシュン(Kodwo Eshun)が2002年に結成した、ロンドン拠点のアーティスト・コレクティブ「オトリス・グループ(Otolith Group)」の作品集。2014年1月から3月にノルウェーの「ベルゲン・クンストハル(Bergen Kunsthall)」、2014年10月から11月にロンドンの「デルフィナ財団(Delfina Foundation)」、2014年11月から2015年1月にユトレヒトの「カスコ・アート・インスティテュート:ワーキング・フォー・ザ・コモンズ(Casco Art Institute: Working for the Commons)」に巡回した展覧会「In the Year of the Quiet Sun」の開催に伴い刊行された。
同コレクティブは、ポストコロニアルな歴史やディアスポラ、SF的な想像力を主題とした映像作品やインスタレーションを手がけている。2013年に制作された映像作品を中心とする展覧会を補完し完結させる本書は、アフリカのいくつかの国々における政治的動乱と脱植民地化の激動の時代に光を当てる。そして、その時代を描き出すのは、切手という意外なメディアである。
資料が本来持つ完全性を保ちたいという同コレクティブの意向にすべて従って制作された本書は、膨大な数の封筒を丹念に記録している。そこに貼られた切手や記された文字は、植民地主義の束縛からついに解き放たれ、未来を前にした若々しい国家の姿を物語る。
もちろん、資料の多くにはほろ苦さが漂う。これらの国々の多くはほどなく戦争と混乱、無秩序へと陥り、理想に燃えた指導者たちのなかには冷酷な独裁者へと変貌した者もいたからだ。それでもなお、希望の気配と未来への壮大な構想はそこに残されている。それは興味深い議論の題材となり、展覧会の出発点となり、さらには本書のような分厚い一冊の礎ともなっている。
本展は、汎アフリカ主義という「デザイン」が人々の主体にどのように作用してきたか、そして今も作用しているかを浮かび上がらせる。生まれたばかりの国家が、市民や亡命者、難民、ディアスポラに及ぼした「魔術的な力」も示唆しているかのようである。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 33.0 x 25.0 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100060091 |
| 出版 | BERGEN KUNSTHALL & CASCO ART INSTITUTE: WORKING FOR THE COMMONS |
| 著者 | Otolith Group |
| ISBN | 9788293101178 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |