¥ 9,680 (税込)
ドイツ人アーティスト、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)の作品集。2026年2月から9月にかけてイタリアの「パラッツォ・レアーレ(Palazzo Reale)」の「カリアティードの間(Sala delle Cariatidi)」で開催された展覧会に伴い刊行された。
「錬金術とは金を作ることではない。真の錬金術師が関心を寄せるのは物質的なものではなく、変成、すなわち精神の変容である」
──アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)
本書は、同展のキュレーターでもあるガブリエラ・ベッリ(Gabriella Belli)によって編集された展覧会カタログである。同展覧会では、この空間のために特別に構想された新作インスタレーションが紹介される。本書は、作者が歴史上および伝説上の人物である「錬金術師たち」をいかに再解釈し、知とレジリエンスの象徴へと変容させているかを記録する。図版構成は、鉛、灰、金、有機的な堆積物を用いる作者特有の表現によって特徴づけられる、作品の物質的な密度を精確に捉えている。
キュレーターのガブリエラ・ベッリによる寄稿「The Kiefer Log 2024–2026」では、同展覧会を振り返りながら、錬金術師たちがケアと再生を通して近代科学にどのような影響を与えたのかを明らかにしている。この論考は、同館の歴史と作者の絵画を織り合わせ、女性の才能と歴史的偏見の克服を称えるとともに、闇と理性のあいだをめぐる象徴的な旅を示している。ベッリはまた、作者とのキュレーション上の関係についても考察し、この規模のプロジェクトが形づくられていく過程について、貴重な洞察を提示している。
「Alchemy: A History of Inspiration and Transformation」では、ローレンス・M・プリンチペ(Lawrence M. Principe)が、科学史と文化史にとって根本的な意味を持つこの領域について論じている。同テキストは、イスラム世界と中世ヨーロッパを通じた錬金術の展開を辿りながら、女性たちが果たした重要な役割と、この「変容の技法」が17世紀フランドルの巨匠たちから作者に至る偉大な芸術家たちを鼓舞し続けてきた力を強調している。
「Sisters of Alchemy: The fire of women by Anselm Kiefer」では、ナターシャ・ファッブリ(Natacha Fabbri)が、作者が焦点を当てた「女性錬金術師たち」を、破壊と再生を結びつけることのできる存在として読み解く。展示が行われた「カリアティードの間」は、記憶と物質が溶け合う迷宮へと変貌する。ファッブリは、女性錬金術師たちが知に対して果たした根本的でありながら、しばしば見過ごされてきた革新的な貢献を、作者の作品がいかに回復し、高く位置づけているかを明らかにしている。
ガブリエーレ・グエルチョ(Gabriele Guercio)による論考「An Untenable Christianity?」は、芸術と神学の結びつきから作者の詩学を分析し、その作品を物質と精神の「受肉」への試みとして解釈している。
続くセクションでは、精緻な細部を備えたカラー図版を通して、本展覧会に捧げられたこの並外れた連作を紹介し、包括的な視覚的概観を提供する。カタログの末尾には、展示作品すべての技術的詳細を記した作品リストと、ナターシャ・ファッブリが執筆した錬金術師たちの略歴が収録されており、作者の宇宙生成的な想像力の源となった歴史上および伝説上の人物について、貴重な情報を提供している。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 29.2 x 24.1 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100055137 |
| 出版 | MARSILIO ARTE |
| 著者 | Anselm Kiefer |
| ISBN | 9791254633359 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |