¥ 3,850 (税込)
冷戦期における社会主義圏とグローバル南方のあいだに生まれた芸術的・知的な連関を再検証するリサーチ・プロジェクト「Entangled Internationalism」から派生し、そのリサーチ結果をまとめた作品集。アメリカ出身のパン・アフリカン・フェミニスト(汎アフリカ主義的フェミニスト)であり写真家、人類学者でもあるエスランダ・グッド・ロブソン(Eslanda Goode Robeson)と、俳優・社会活動家・歌手として知られるポール・ローブソン(Paul Robeson)夫妻、そしてドイツ民主共和国(GDR)におけるユダヤ系ドイツ人哲学者フランツ・レーザー(Franz Loeser)とイギリス出身の教育者であり活動家であるダイアナ・レーザー(Diana Loeser)の間に結ばれた、「友情の地政学」を軸に展開する。
1963年、ロブソン夫妻は「東ドイツに『こっそり』渡った」(E・G・ローブソン)。本書は、彼らがファシズム、人種差別、反ユダヤ主義に抗いながら共に闘った軌跡を考察するものである。アーカイブ資料は、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」のコレクションおよびベルリンの「Haus der Kulturen der Welt」の建築と共鳴しながら、彼らの交流の記録を伝える。さらに、スティーヴ・マックイーン(Steve McQueen)、カタリーナ・ヴァルダ(Katharina Warda)、ティファニー・フローヴィル(Tiffany Florvil)、マタナ・ロバーツ(Matana Roberts)、ジョージ・E・ルイス(George E. Lewis)、キーラ・ターマン(Kira Thurmann)、キャスリーン・ラインハルト(Kathleen Reinhardt)らによる新たな寄稿も収録する。
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| 取り扱い | twelvebooks | 
|---|---|
| サイズ | 28.0 x 17.0 x cm | 
| 重量 | 1.0kg | 
| 商品コード | 1100048066 | 
| 出版 | SPECTOR BOOKS | 
| ISBN | 9783959058797 | 
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 | 
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) | 
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