¥ 9,350 (税込)
アメリカ人アーティスト、シアスター・ゲイツ(Theaster Gates)の作品集。2019年12月から2020年5月にかけてイギリスの「テート・リバプール(Tate Liverpool)」で開催された展覧会に伴い刊行された。本書は、作者の活動を新しい写真や、アーティストトークの記録、映画のスチル写真を通じて探る。
美術誌『Art Review』で「2018年の現代アート界で最も影響力のある人物の一人」と評された作者は、「ソーシャリー・エンゲイジド・アーティスト(Socially Engaged Art / SEA)」として、人種、領土、不平等といった複雑に絡んだ問題を探求している。シカゴを拠点に活動する作者は、都市計画の学位を取得後に陶芸を学び、この二つの経験は作者の作品に影響を与え続けている。また、作者は本書で米国・メイン州にあるマラガ島の歴史に注目している。1912年、メイン州の知事は、人種的に多様である島民を、住居や支援も一切提供せず、島から強制的に立ち退かせた。作者の彫刻、インスタレーション、映像、音楽、ダンスなどの作品群は、このあまり知られていない物語に応じ、アフリカ系アメリカ人のより広い歴史と結びつけている。本書には、アメリカ人ダンサー、カイル・エイブラハム(Kyle Abraham)の振付を主とした作者の映画『Dance of Malaga』(2019)から捉えた美しいスチル写真が掲載されている。
本書は、エッセイや作者自身の言葉、厳選された図版を交えて、作者が現代アートや異人種交流に与えた影響を明らかにしており、アクセシブルなアプローチによって理解しやすい内容となっている。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 24.0 x 21.5 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100019055 |
出版 | TATE PUBLISHING |
著者 | Theaster Gates |
ISBN | 9781849767231 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
カテゴリー | |
送料 | ¥770(税込) |
購入条件 |