OIL限定
¥ 22,000 (税込)
日本を代表する藍染作家・福本潮子の作家歴を、最初期の1977年から2015年までを通観できる集大成の一冊。日本人の色彩観・美意識の象徴の一つである藍染の世界を探求し、福本の手から生まれた全作品シリーズの代表作を収録。
本書の背には福本が染めた麻布が使用し、第50回造本装幀コンクールにて「出版文化国際交流会賞」を受賞。
福本潮子作品集 藍の青
FUKUMOTO SHIHOKO JAPAN BLUE
2015|224 pages|JP・EN
Awarded the 50th Japan Book Design Awards 2016
編集:外舘和子、姫野希美、八木光惠
執筆: 池田祐子 (京都国立近代美術館主任研究員)、今井陽子 (東京国立近代美術館主任研究員)、外舘和子 (美術評論家/美術史家 [工芸史])、森瑤子 (小説家)
デザイン: デュウェル八木智紗
Editors: Todate Kazuko, Himeno Kimi and Yagi Mitsue
Contributors: Todate Kazuko (Art Critic/Art Historian specialized in craft history and theory), Mori Yoko (Novelist), Imai Yoko (Curator, The National Museum of Modern Art, Tokyo), Ikeda Yuko (Senior Curator, The National Museum of Modern Art, Kyoto) and Fukumoto Shihoko.
Design: Chisa Yagi Deuel
▪️Artist CV
福本潮子 Shihoko Fukumoto
素材がコンセプト。基調色はブルー。1970年末から日本の天然藍にこだわり、布から透き通るように映し出される豊かなブルーグラデーションのタピスリー、茶室、幔幕などを独自の設え(インスタレーション)で発表。理想の空間意識の追求を美の核に、藍染の伝統に現代感覚との革新的な一体化をもたらす。
『第13回国際タピスリー・ビエンナーレ』(ローザンヌ州立美術館、1987年)を皮切りに、福本の作品はコンテンポラリーの藍染として国内外で高い評価を受ける。近年は希少な手績みの業が凝縮された麻布や自然布との出会いによって、時代の移り変わりとともに失われゆく日本の素材感や風景の伝承を、自らの制作を通して試みる。
日本の“工芸”を国際的に評価される対象領域へと拓き、その類稀なる藍の美で世界を牽引する「JAPAN BLUE」の作家として常に第一線で活躍を続けている。
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取り扱い | ARTCOURT Gallery |
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サイズ | 30.0 x 22.5 x cm |
素材 | 上製本、藍染麻布 Hard cover, indigo dyed linen |
商品コード | 1100005808 |
出版 | 赤々舎 AKAAKA Art Publishing, Inc. |
著者 | 福本潮子 Shihoko Fukumoto |
ISBN | 9784865410273 |
配送までの期間 | 1週間程度 |
カテゴリー | |
送料 | ¥1,100(税込) |
購入条件 |