コム・デ・ギャルソンを支える、影響力のある謎めいたデザイナーに迫る

ファッションデザイナーの頂点に立つクリエイターはほんの一握りで、コム・デ・ギャルソンの川久保玲はその一人です。過去40年間で最も重要かつ影響力のあるデザイナーとして広く認知されている彼女は、1981年のパリデビュー以来、現代の美学を定義し、変容させてきました。本書では、川久保のインターステシャリティ(境界と境界の間の空間)に対する魅力を、豊富な画像とともに紹介します。
川久保の作品は、自己/他者、物/主体、アート/ファッションといった二元性の間に存在し、アイデンティティやファッショナビリティを定義するようになった硬直した区分に挑み、絶え間ない創造、再創造、ひいてはハイブリッドの場としてのファッションを再考するように私たちを誘います。アンドリュー・ボルトンによる鮮やかな撮り下ろ写真と示唆に富むテキストをフィーチャーした本書は、この先見の明を持つデザイナーのコンセプチュアルで挑戦的な美学を表現しています。洞察に満ちたインタビューと図解による川久保のキャリア年表が、さらなる文脈を提供します。

製品仕様：ハードカバー／28.7×3.3×36.58cm／248p／カラー／英語

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