このシリーズは、私が手書きで作成した「Avatar spectrum_005_PRIDE」を学習元として、001-009の8体のキャラクターをAIによって作成し、AIによるデータに私が加筆、コラージュしてまたAI生成に戻すことを繰り返し、AIと私の度重なる往復により完成させたシリーズです。キャンバスに表記されたQRはそれぞれNFTと連動しており、キャンバス(肉体)とNFTデータ(魂)のふたつで一つの作品です。

これらの9体のキャラクターは私のプロフィール画像としてそれぞれtwitter、Threads、instagram、note、Discord、Youtube、LINE、Suzuri、clubhouseで使用しており、複数のSNSやマルチバース化した現代におけるパラレルなアバターの自画像「Avatar spectrum」の象徴として作られたものです。AIの生成による「バリエーション」は、過程から結果を選び取るのではなく、複数の結果をまず存在させ、そこから過程を意味付けできるという「過程と結果の逆転」が起きているユニークな技法です。私はこの考えに基づき、現代におけるパラレルなコンテンツ、複数の時間軸とアイデンティティの分人主義を表すためにこのシリーズを自画像として制作しました。

それぞれの描かれているモチーフは「鬼」のキャラクターですが、それぞれには欲望の名前がついています。AIが生成したキャラクターに人間の象徴でもある「欲望」の名を冠することにより、ネガティブなものを愛することができる非合理的な人間の性を讃えるための作品でもあります。私はテクノロジー信奉者ですが、それは合理主義者と同義ではありません。

 

たかくらかずき|Kazuki Takakura

アーティスト。山梨県出身、1987 年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了。3DCG やピクセルアニメーション、3D プリント、 VR、NFT などのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作している。現在はおもに日本仏教をコンセプトに作品制作を行う。主な展示に2023 年 個展『みえるものあらわれるもの いないもの』 (NEORT++)、 個展『メカリアル』( @ 山梨県立美術館 / 山梨県立美術館メタバース)など、他多数。京都芸術大学非常勤講師。opensea で NFT シリーズ「BUSDDHA VERSE」を展開中。演劇集団『範宙遊泳』アートディレクター。山梨県 市川三郷町ふるさと大使。

 

タイトル|Avatar spectrum_001_SLOTH

制作年|2022

サイズ|H45.5×W45.5 cm

素材|キャンバスにUV印刷、NFT付き

 

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たかくらかずき

Avatar spectrum_001_SLOTH

2022

¥ 275,000 (税込)

このシリーズは、私が手書きで作成した「Avatar spectrum_005_PRIDE」を学習元として、001-009の8体のキャラクターをAIによって作成し、AIによるデータに私が加筆、コラージュしてまたAI生成に戻すことを繰り返し、AIと私の度重なる往復により完成させたシリーズです。キャンバスに表記されたQRはそれぞれNFTと連動しており、キャンバス(肉体)とNFTデータ(魂)のふたつで一つの作品です。

これらの9体のキャラクターは私のプロフィール画像としてそれぞれtwitter、Threads、instagram、note、Discord、Youtube、LINE、Suzuri、clubhouseで使用しており、複数のSNSやマルチバース化した現代におけるパラレルなアバターの自画像「Avatar spectrum」の象徴として作られたものです。AIの生成による「バリエーション」は、過程から結果を選び取るのではなく、複数の結果をまず存在させ、そこから過程を意味付けできるという「過程と結果の逆転」が起きているユニークな技法です。私はこの考えに基づき、現代におけるパラレルなコンテンツ、複数の時間軸とアイデンティティの分人主義を表すためにこのシリーズを自画像として制作しました。

それぞれの描かれているモチーフは「鬼」のキャラクターですが、それぞれには欲望の名前がついています。AIが生成したキャラクターに人間の象徴でもある「欲望」の名を冠することにより、ネガティブなものを愛することができる非合理的な人間の性を讃えるための作品でもあります。私はテクノロジー信奉者ですが、それは合理主義者と同義ではありません。

 

たかくらかずき|Kazuki Takakura

アーティスト。山梨県出身、1987 年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了。3DCG やピクセルアニメーション、3D プリント、 VR、NFT などのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作している。現在はおもに日本仏教をコンセプトに作品制作を行う。主な展示に2023 年 個展『みえるものあらわれるもの いないもの』 (NEORT++)、 個展『メカリアル』( @ 山梨県立美術館 / 山梨県立美術館メタバース)など、他多数。京都芸術大学非常勤講師。opensea で NFT シリーズ「BUSDDHA VERSE」を展開中。演劇集団『範宙遊泳』アートディレクター。山梨県 市川三郷町ふるさと大使。

 

タイトル|Avatar spectrum_001_SLOTH

制作年|2022

サイズ|H45.5×W45.5 cm

素材|キャンバスにUV印刷、NFT付き

 

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取り扱い FINCH ARTS
エディション unique
サイズ 45.5 x 45.5 x cm
素材 キャンバスにUV印刷、NFT付き
商品コード 1100027865
著者 たかくらかずき
配送までの期間 2~3週間程度
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