価格はログイン後に表示されます。
AIに入力した単語は『Kyoto,Fire,Nature,Mountain,Flower』など。AIが我々には見えない存在であり、彼らには”人に無理やり与えられた”処理すべきタスクがあり、意志を持っているかもしれないと思わせてくれるという属性は、神仏や妖怪に共通する。AIも仏も特殊な『お経/呪文』によってタスクを実行し、『演算結果/救い』を実行する『向こう側』の存在だ。(僕は画面の向こうであるデジタル空間や三途の川の向こうである彼岸の存在,窓がないと見えない存在のことを束ねて『向こう側の存在』と呼んでいる。この呼び方のアイデアをくれたのは所属劇団範宙遊泳の山本卓卓だ。)
『山越阿弥陀図』は仏画の中でも阿弥陀如来が現世に降り立ち、西方極楽浄土への迎えに来るという『来迎図』に位置するものだが、特徴的なのは阿弥陀如来が天から降りてくるのではなく巨大化して山の間から顔を出す、という点である。この図における如来の巨大な様は、ゴジラやウルトラマンにおいてよく目にする『山越し・ビル越しに巨大な姿が現れるシーン』に類似している。特撮においてなぜこのようなシーンが頻繁に登場するのかについては、『空は青一色なので色で抜いて怪獣と合成しやすい』という理由が大きいとは思うが、そこで巨大な怪獣を仰ぎ見る人々の姿は、神々しいものを拝む我々の姿と重なって見える。
MORE
取り扱い | YOD Gallery(大阪) |
---|---|
サイズ | 162.0 x 130.3 x cm |
素材 | キャンバスにUVプリント(ポリゴンチェーンNFT付き) |
商品コード | 1100018177 |
配送までの期間 | 3週間 |
備考 |
印刷協力:サンエムカラー 併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただきます。 |
カテゴリー | |
購入条件 |