額装見本(茶色)

額装見本(茶色)

展示風景。左から4番目が本作

展示風景。右から3番目が本作

額装見本(茶色)
額装見本(茶色)
展示風景。左から4番目が本作
展示風景。右から3番目が本作

須藤絢乃は1986年大阪府生まれ。2011年京都市立芸術大学大学院造形構想修了。被写体の性別を超えた変身願望や理想像を写真に納め、少女マンガのカラー原稿と写真の狭間にあるような平面作品を発表してきました。性別、世代、人種など社会に生まれたあらゆる境界に揺らぐ存在や、時には生死も曖昧な危うい存在に美しさを見出してきた須藤は、本作で画家・金子國義に呼応し新たな世界観写し出しました。作品の多くは金子氏の自宅で撮影され、輝くオブジェやミステリアスなモデルが合わさり、物語が幾重にも広がっていきます。

本シリーズの他の写真にもご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
シリーズ詳細 https://mem-inc.jp/artists/sudo_j/anima-animus/

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

作品ステートメント

アニマとはラテン語で「魂」を意味します。
後に心理学者のユングが、「Anima (アニマ) 男性の無意識内にある女性的な側面。Animus (アニムス)女性の無意識内にある男性的な側面。」という概念として、その言葉を用いるようになりました。
いずれも、人間が社会生活の中で無意識の中に押し込めた内なる部分–––男らしさ/女らしさという一般的であり表層的なイメージの裏側ともいえます。恋愛対象や、芸術においてもそのアニマ/アニムスが影響されているといわれています。
本作は画家・金子國義氏の自宅敷地内で主に撮影されました。
金子氏の描く人物には、彼の無意識の中にもつ、内なるキャラクターの投影であると作家は感じました。時に小悪魔的な少女であったり、時に凛々しい男性像が作品の中で金子氏の分身として現れる・・・そのアニマ/アニムスの鱗片に金子氏の作品を愛する人々の魂も呼応し、「秘密にしておきたい大切なもの」のような感覚を覚えるのではないかと作家は考えました。主を失った金子國義の部屋に足を踏み入れると、宝石箱のようにきらきらとしたオブジェクトに埋め尽くされています。ヴィンテージのモード誌、シュタイフのぬいぐるみ、アンティークのランプ–––数え切れないオブジェクトの一つ一つに金子氏の愛と魂の吐息がかけられて、美しい亡霊か妖精のように訪れる人々を包み込みます。作家はその見えない魂のようなものを擬人化し、滅びゆく美しい部屋を写真におさめました。
そして同時に、これらの写真には被写体となった人々の内なるものも現れているでしょう。もしくは、それはあくまで作家自身のアニマ/アニムスの投影に過ぎないかもしれません。

MORE

須藤絢乃

Anima / Animus

2018

¥ ASK

須藤絢乃は1986年大阪府生まれ。2011年京都市立芸術大学大学院造形構想修了。被写体の性別を超えた変身願望や理想像を写真に納め、少女マンガのカラー原稿と写真の狭間にあるような平面作品を発表してきました。性別、世代、人種など社会に生まれたあらゆる境界に揺らぐ存在や、時には生死も曖昧な危うい存在に美しさを見出してきた須藤は、本作で画家・金子國義に呼応し新たな世界観写し出しました。作品の多くは金子氏の自宅で撮影され、輝くオブジェやミステリアスなモデルが合わさり、物語が幾重にも広がっていきます。

本シリーズの他の写真にもご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
シリーズ詳細 https://mem-inc.jp/artists/sudo_j/anima-animus/

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

作品ステートメント

アニマとはラテン語で「魂」を意味します。
後に心理学者のユングが、「Anima (アニマ) 男性の無意識内にある女性的な側面。Animus (アニムス)女性の無意識内にある男性的な側面。」という概念として、その言葉を用いるようになりました。
いずれも、人間が社会生活の中で無意識の中に押し込めた内なる部分–––男らしさ/女らしさという一般的であり表層的なイメージの裏側ともいえます。恋愛対象や、芸術においてもそのアニマ/アニムスが影響されているといわれています。
本作は画家・金子國義氏の自宅敷地内で主に撮影されました。
金子氏の描く人物には、彼の無意識の中にもつ、内なるキャラクターの投影であると作家は感じました。時に小悪魔的な少女であったり、時に凛々しい男性像が作品の中で金子氏の分身として現れる・・・そのアニマ/アニムスの鱗片に金子氏の作品を愛する人々の魂も呼応し、「秘密にしておきたい大切なもの」のような感覚を覚えるのではないかと作家は考えました。主を失った金子國義の部屋に足を踏み入れると、宝石箱のようにきらきらとしたオブジェクトに埋め尽くされています。ヴィンテージのモード誌、シュタイフのぬいぐるみ、アンティークのランプ–––数え切れないオブジェクトの一つ一つに金子氏の愛と魂の吐息がかけられて、美しい亡霊か妖精のように訪れる人々を包み込みます。作家はその見えない魂のようなものを擬人化し、滅びゆく美しい部屋を写真におさめました。
そして同時に、これらの写真には被写体となった人々の内なるものも現れているでしょう。もしくは、それはあくまで作家自身のアニマ/アニムスの投影に過ぎないかもしれません。

MORE

取り扱い MEM
エディション 12
サイズ 52.0 x 42.0 x 3.0 cm
素材 インクジェットプリント
商品コード 1100003387
配送までの期間 額付。ご注文後にプリントと額を制作しますので、発送日に関しては、ご購入者へ別途ご連絡いたします。
備考 サイズは額装サイズです。価格は額代を含みます。
額の仕様:木製、UVアクリル、ブックマット装填 
色:黒、白、茶から選択可。ご指定が無い場合は茶色で制作します。

プリントのみ購入ご希望の方はMEMへお問い合わせください。
イメージサイズ:30×38cm

同イメージで大きなサイズ(72.1×57.7cm)もございます。詳細はMEMへお問い合わせください。
カテゴリー