今回、「2つの畝(two ridges)」というタイトルの同じ形態のものが上下で合わさったレリーフの立体物は畑の畝を耕す行為の中から生まれたもので、鍬を畝に振るって手前に引く時の土が見せる形状から来ている。真ん中に出来た溝に肥料や腐葉土を入れた後、埋め直し、綺麗に整えてられて次の種蒔きの時を待つのである。
この労働の鍬の動きが見せる土の一瞬の形を永遠のものにしたくて生まれたもので、2008年に一度制作したこともある形である。今回、改めてこの労働の見せる軌跡をモチーフにレリーフ状の作品を作ろうと思った動機は、上下の関係をより明確な(色であったり、テクスチャーであったり)ものにして空間の中に提示してみたいと思ったからである。
中川佳宣
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取り扱い | タグチファインアート |
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サイズ | 107.0 x 75.0 x 21.0 cm |
素材 | 再生紙・綿布・油彩・アクリル・蜜蝋・糸 |
商品コード | 1100035461 |
配送までの期間 | 展覧会終了後1週間 |
備考 |
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