渡辺豊
溶け合うような空想的イメージと有機的なフォルムをつなぎ合わせた画面が特徴。近年のシリーズでは、人物の名前・苗字をインターネットで検索し、その検索結果のイメージのいくつかの要素を組み合わせ、多面的な肖像画を描いており、有機的な形態と、周囲と重なり合う色面はキュビスムの構築的な画面を想起させる。近年の主な個展として、「NAME」 (2018 年/Maki Fine Arts)、「soft construction」(2017 年/Maki Fine Arts)、「The good old things is new forever」(2016 年/switch point)、「Melting land」(2015 年/JIKKA)など。