ピーター・パキン
Peter Paquin
ピーター・パキンは1979年ニューヨーク生まれのアーティスト、Supremeのグラフィックデザイナー。一貫してネズミをモチーフとした作品を制作する。人類の絶滅後にネズミが世界を支配するペインティングシリーズなど、自身にとって様々なメタファーとアレゴリーを込めることができる、また「アート(art)」と「ラット(rat)」のように謎めいたアナグラムを表現できるモチーフとして多用している。ネズミをメタファーとしたこれまでの作品、ストーリーをまとめて「バーマン(verman)」と呼び、ドローイング、ペインティング、写真、コミック、グラフィック・デザインなどを介して、ネズミが人々の文化に与える影響を探っている。日本では原宿発のファッションレーベル・LABRATとコラボレーションし、2015年にLABRAT BOUTIQUEにて日本初個展を開催。18年、GALLERY TARGETのグループ展「“ROID CYCLE” curated by Crack Gallery」に参加した。