黒宮菜菜
Nana Kuromiya
黒宮菜菜は1980年東京都生まれ。2009年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)修了、15年同大学博士号(芸術学)取得。小説や神話から想起したイメージや独自に創作した物語をモチーフに絵を描く。主に油彩作品と染料と和紙の作品、2パターンの絵画を制作。その描き方は、絵具やインクを流動的に滲ませたり、希釈剤を多用した方法で描写イメージをぼやかし混沌とさせたりと複雑な工程を踏んでいる。
主な個展に、「鳥を抱いて船に乗る」(ギャラリーノマル、大阪、2022)、「ウツシキ アヲヒトクサ」(京都場、2021)、「カタストロフの器」(ギャラリーノマル、大阪、2020)、「画廊からの発言 新世代への視点2020 黒宮菜菜」(コバヤシ画廊、東京、2020)、「ARKO 2019 黒宮菜菜」(大原美術館、岡山、2019)、グループ展に、「MUG +」(ギャラリーノマル、大阪、2023)、「Since 1989 NOMART-アーティスト×工房展-」(銀座蔦谷書店、東京、2022)、「MESSAGE 2021 画廊による新作小品展」(コバヤシ画廊、東京、2021)、「HOI POI Japanese Contemporary Painters」(SPACE Four One Three、ソウル、2021)など。