油野愛子
Aiko Yuno
油野愛子は1993年生まれ。2018年京都芸術大学大学院美術専攻総合造形領域修了。京都を拠点に活動する。個としての他者という概念を機軸に、鑑賞者に内在する不安定なもの(状態)を引き出すような表現を通して、肉体や精神の知覚的な移ろいがもつ普遍的価値を見いだすために、金属や樹脂、アクリル絵具など多様な技術と素材を使用し、絵画や立体など幅広いメディアを用いて制作を行っている。主な個展に「When I’m Small / 小さかったころ」(小山登美夫ギャラリー、東京、2021)、主な受賞歴にULTRAAWARD2016NEWORGANICS入選(2016)、CAF賞入選(2017)、群馬青年ビエンナーレ入選(2019)など。