[予約受付中] QUILADELPHIA
2026
¥ 10,780 (税込)
アメリカ人アーティスト、フォトグラファー、クイル・レモンズ(Quil Lemons)初の作品集。10年の歳月をかけてつくられた本書は、黒人の男性性に関する膨大な写真記録であり、その探求の結晶である。タイトルは2つの語を組み合わせた造語で、作者自身とその故郷に捧げられている。ただし、作者はこう言葉を補う。
「これは単にフィラデルフィアそのものを指しているだけではありません。いまの自分のすべてが、この街に、家族に、そして自分を育ててくれた人々によって鍛えられたのだという認識なのです。フィラデルフィアが与えてくれたもの、つまり粘り強さと野心、そして境界線についての理解に敬意を表したかった。子どもの頃は、フィラデルフィアの人たちは攻撃的だと思っていました。大人になるにつれて、彼らは自分の境界線がどこから始まり、どこで終わるのかをはっきりさせているだけなのだと気づきました。フィラデルフィアの人間は、あなたがどんな立ち位置にいるのかをはっきりと伝えてくれます。話せば長くなりますが、そうしてこの本が生まれ、いまここに辿り着いたのです。」
これは、同じくフィラデルフィア出身のミュージシャン、サンティゴールド(Santigold)と作者との対話からの一節である。
加えて本書には、ライターでありミュージシャンのブロンテズ・パーネル(Brontez Purnell)による序文、作者自身によるエッセイ「African American Trade – What Is Trade?」、そして作者とライル・アシュトン・ハリス(Lyle Ashton Harris)が、ブラックネス、クィアネス、ジェンダー、愛、アート、社会について語り合った、洞察とやさしさに満ちた長編の対話が収録されている。
そしてもちろん、過去10年にわたる作者の作品から選び抜かれた写真がある。その数はきわめて多い。カラーがあり、モノクロがある。銃があり、若者と年長者、たくましい身体と華奢な身体がある。本書は、このうえないスタイルをもって、黒人の男性性がひとつではないことを余すところなく示している。
「私はずっと、黒人の男性性をめぐる支配的な考え方をやわらげることに関心を持ってきました。脆さや親密さ、そしてめったに中心に置かれることのない在り方を描こうとしたのも、そのためです。男性性は力を演じているときにだけ意味を持つ、という思い込みに異議を唱えたかった。タッキング(性器を隠して股間を平らに見せる技法)や身体の変容を扱った写真も、同じ好奇心から生まれました。私が関心を持っていたのは挑発ではありません。美しさでした。男性性と女性性、痛みと快楽、演じることと本物であることについて問いかけることでした。見る人が、私の予想とはまったく違うかたちでそれらの写真を読み解く瞬間があり、私はそれがとても好きでした。そうした区分が、実際にはいかに不安定なものなのかを明らかにしてくれたからです。」(ライル・アシュトン・ハリスとの対話より)
プレオーダー *11月入荷予定
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| エディション | limited edition of 750 copies |
| サイズ | 25.0 x 23.0 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100059976 |
| 出版 | IDEA |
| 著者 | Quil Lemons |
| 配送までの期間 | プレオーダー *11月入荷予定 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |