[予約受付中] KATE BY MARC
2026
¥ 10,450 (税込)
イギリス人アーティスト、マーク・クイン(Marc Quinn)の作品集。
本書は表題通り、「マーク・クインによるケイト・モス(Kate Moss)」である。本書が描くのは2006年から2008年まで、セレブリティのゴシップが世を席巻し、金融危機がまだ過剰さを削ぎ落としていなかった時代の物語である。ゴシップは欠かせないものであり、金融危機は作者の彫刻作品「スフィンクス(Sphinx)」と「サイレン(Siren)」には関わりのないものだった。いずれも等身大をさらに上回る、モスをかたどった彫刻であり、「スフィンクス」はブロンズで鋳造して白く塗装され、「サイレン」は純金で鋳造された。
作者は自らの血液から、自身の頭部像「セルフ(Self)」(1992年)を制作している。2004年には、ロンドン中心部トラファルガー広場の「第4の台座(Fourth Plinth)」を飾るコミッションを受けた最初のアーティストとなった。そこで発表した「アリソン・ラッパー・プレグナント(Alison Lapper Pregnant)」は、彫像として称えられるのは主に男性であり、障害のない身体であるという規範に切り込む作品であった。
社会として我々が誰を偶像視するのかという作者の問いは、まっすぐにモスへと向かい、2006年の「スフィンクス」、そして2008年に「大英博物館(British Museum)」のために制作された「サイレン」を生み出した。
本書には、コラムニストのレイヴン・スミス(Raven Smith)が序文を寄せている。
「社会が伝統的に理想化してこなかった身体について考えたのち、クインは自らに逆の問いを投げかけた。もし社会がひとつの完璧な身体について合意できるとしたら、それは誰の身体だろうか。2006年当時、その答えは気恥ずかしいほど明白だった。ケイト・モスである。」
そして当然のことながら、本書はページを追うごとにモスの姿が続く。これらの彫刻の始まりから完成までを辿る一冊である。モスの完璧なプロポーションを丹念に計測する作者の姿。ポートレートとポラロイド。かつての「グーグル(Google)」の画面と、モスがたびたび巻き込まれた騒動やスキャンダルを伝えるタブロイド紙の記事。それらの出来事は、モスを一層アイコニックな存在にした。ねじれた手足、そしてスタジオでのモスの石膏型取り。ひとつのアイコンを、さらにアイコンとして形づくるまでの舞台裏を余すところなく収めている。
本書の中盤には、上質な用紙に印刷された、未発表のコラージュ作品15点が収録されている。作者はさまざまな印刷媒体から拾い集めたイメージにモスの顔を貼り合わせ、身体を切り刻んで組み替え、考えうるかぎりの不自然なポーズへとねじ曲げた。20年前には彫刻のためのリサーチやスケッチであったかもしれないこれらの作品は、本書ではそれ自体で独立した作品として、制作の舞台裏の記録と当時の新聞の切り抜きのあいだに静かに展開されている。
プレオーダー *11月入荷予定
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| エディション | limited edition of 750 copies |
| サイズ | 25.0 x 20.0 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100059975 |
| 出版 | IDEA |
| 著者 | Marc Quinn |
| 配送までの期間 | プレオーダー *11月入荷予定 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |