GERMAN DESIGN 1949–1989: TWO COUNTRIES, ONE HISTORY
¥ 18,700 (税込)
戦後ドイツのデザイン史を包括的にまとめた作品集。東ドイツの安価で色彩豊かなプラスチック製品と、西ドイツのクールな機能主義との対置。本書は、ドイツ再統一から30年以上を経て、そうしたステレオタイプを手放す一冊である。
2021年3月から5月にかけてドイツの「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(Vitra Design Museum)」、2021年10月から2022年2月まで「ドレスデン国立博物館(The Staatliche Kunstsammlungen Dresden, SKD)」で開催された展覧会に伴い刊行された。
300点を超える図版に加え、ファッション、家具、グラフィック、自動車、インダストリアルデザイン、インテリアというデザインの各領域から抜粋した数多くの事例を通して、本書は、壁の両側においてデザインが日々の生活のなかでいかに立ち現れていたのか、復興の過程でいかに重要な役割を果たしたのか、そして冷戦のあいだ、いかにプロパガンダの道具として用いられたのかを描き出す。西のディーター・ラムス(Dieter Rams)やオトル・アイヒャー(Otl Aicher)から、東のルドルフ・ホルン(Rudolf Horn)やレナーテ・ミュラー(Renate Müller)にいたるまで、主要な作品と担い手たちが、「バウハウス(Bauhaus)」の遺産といったような形成的な要因や、「ウルム造形大学(Ulm School of Design / HfG)」をはじめとする重要な機関とともに提示される。ドイツの分断という例外的な状況は、社会主義と資本主義それぞれを推し進めるうえでデザインが担った役割について、比類のない比較の視座をもたらす。西の連邦共和国においてデザインは、輸出経済と「Made in Germany」というブランドを生み出す装置となった。一方の東において、それは社会主義の計画経済を推し進めるためのものであり、広範な人々にとっての入手しやすさが要とされた。
東と西の異なる現実を浮かび上がらせる一方で、本書は、両者のデザインを結んでいた数多くの相互参照にも目を向ける。家庭の領域から世界の政治へ、工業製品から、1989年のベルリンの壁の崩壊を先取りする抵抗の手段としてのデザインの役割へ。戦後ドイツのデザイン史が持つ多様な側面が、鮮やかに示される。
ポール・ベッツ(Paul Betts)、グレッグ・カスティーリョ(Greg Castillo)、ペトラ・アイゼレ(Petra Eisele)、ジークフリート・グローネルト(Siegfried Gronert)、ヤナ・ショルツェ(Jana Scholze)、カタリーナ・プフュッツナー(Katharina Pfützner)、イーライ・ルービン(Eli Rubin)、カトリン・シュライター(Katrin Schreiter)、オリヴァー・ズクロウ(Oliver Sukrow)、カルステン・ヴォルフ(Carsten Wolff)らによる寄稿、プレム・クリシュナムルティ(Prem Krishnamurthy)、レナーテ・ミュラー、ディーター・ラムスへのインタビューなど、近現代ヨーロッパやドイツを中心とした文化、建築、デザインの研究者たちや実際に作り手であった面々による声も収録されている。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 28.0 x 21.5 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100058995 |
| 出版 | VITRA DESIGN MUSEUM & STAATLICHE KUNSTSAMMLUNGEN DRESDEN, SKD & WÜSTENROT STIFTUNG |
| ISBN | 9783945852446 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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| 送料 | ¥770(税込) |
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