UN AUTRE MONDE
2023
¥ 14,300 (税込)
フランス人フォトグラファー、ジュリエット・アニェル(Juliette Agnel)の作品集。2023年7月から9月にかけて「アルル国際写真フェスティバル(Les Rencontres d'Arles)」で開催された展覧会に伴って刊行された。
本書は、フランスで最も権威のある写真賞のひとつ「ニエプス賞(Prix Niépce)」を2023年度に受賞者した作者の作品を初めてファインアートブックの形式で紹介するものであり、作者の世界へのまなざしの深みと特異性を余すところなく伝えている。
作者の写真作品は、私たちの世界に宿る目に見えない存在を浮かび上がらせる。グリーンランドの極限的なランドスケープ、先史時代の洞窟の深部、スーダンの考古遺跡は、大地の力が立ち現れる通過点となる。こうした地上の光景をイメージ化することで、私たちを別の世界との関係へと導いていく。
1973年生まれの作者は、ヴィジュアルアートと民族美学を学んだ写真家であり、フランスの映像作家・人類学者のジャン・ルーシュ(Jean Rouch)の仕事や、同じくフランスの詩人・作家・民族誌家ヴィクトル・セガレン(Victor Segalen)の物語から影響を受けている。アフリカでの長年にわたる探究を経て、ぼかしと偶然性を組み合わせ、人間の記憶を喚起する実験的な写真実践を発展させた。2016年にバルデナス砂漠と出会ったことから、「アルル国際写真フェスティバル(Les Rencontres d'Arles)」で展示された天上的なシリーズ「Les Nocturnes」が生まれ、さらに「La lune noire」などのプロジェクトへと展開していった。人間とランドスケープとの結びつき、すなわちグリーンランド、スーダンのネクロポリス、先史時代の洞窟などに焦点を当てた仕事は、2023年に「ニエプス賞」を受賞した。2024年には「フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France / BnF)」、「ジュ・ド・ポーム美術館(Jeu de Paume)」、「フィンセント・ファン・ゴッホ財団美術館(Fondation Vincent van Gogh Arles)」で作品が紹介される。
作者にとって、芸術とは現実と不可視のものとの関係をめぐるものであり、私たちを超越し、人間性の根底を問い直すよう促す絶対的なものをめぐる営みである。それは、私たちを取り巻いていながら目には見えない力を観察しながら、同じ探究を倦むことなく続けることにほかならない。すなわち、「私たちを深いところで結びつけているものを捉え、人間の身体が宇宙の重要な断片であることを思い起こす」ための試みなのである。
フランス語、英語併記。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 27.5 x 23.6 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100055129 |
| 出版 | MAISON CF |
| 著者 | Juliette Agnel |
| ISBN | 9791096575329 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |