ボストンのマサチューセッツ芸術大学で教鞭をとるマシュー・コナーズ(Matthew Connors)による作品集。

本書は、揺らぎゆく惑星における生の断片を、間接的かつ静かな視線で記録した一冊である。12年にわたり複数の大陸を横断しながら制作された作者の写真は、権威主義的な権力との対峙によって形づくられた時代の輪郭をたどる。アラブの春からロシアによるウクライナ侵攻に至るまで、作者は、崩壊しつつある社会契約、政治的暴力、そして冷戦の残響が今なお影を落とす世界的動乱の現場を記録してきた。

2013年から2025年にかけて撮影された写真を収録する本書は、「General Assembly」(2013年)、「Fire in Cairo」(2015年)に続く三部作の完結編として位置づけられている。権力、抵抗、そして民主主義という理念の脆さについて思索を重ねながら、作者の視線は地政学的現実と親密な日常とのあいだを往還する。そこには、歴史の最前線のみならず、日々の生活の織物のなかに潜む不安や緊張が映し出されている。対立と不確実性に覆われた世界でありながら、その風景は同時に、美しさと脅威、そして避けがたい帰結を帯びている。

作者は、この長期的な観察の蓄積を、ひとつの静かなシークエンスへと凝縮することで、イメージはいかにして断絶と持続の証言となりうるのかを問いかける。本書は、個人の経験を形づくる政治的力学と、生存、主権をめぐる抒情的な考察として、作者の重要な仕事の到達点を示している。

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THE AXE WILL SURVIVE THE MASTER

2026

¥ 15,400 (税込)

ボストンのマサチューセッツ芸術大学で教鞭をとるマシュー・コナーズ(Matthew Connors)による作品集。

本書は、揺らぎゆく惑星における生の断片を、間接的かつ静かな視線で記録した一冊である。12年にわたり複数の大陸を横断しながら制作された作者の写真は、権威主義的な権力との対峙によって形づくられた時代の輪郭をたどる。アラブの春からロシアによるウクライナ侵攻に至るまで、作者は、崩壊しつつある社会契約、政治的暴力、そして冷戦の残響が今なお影を落とす世界的動乱の現場を記録してきた。

2013年から2025年にかけて撮影された写真を収録する本書は、「General Assembly」(2013年)、「Fire in Cairo」(2015年)に続く三部作の完結編として位置づけられている。権力、抵抗、そして民主主義という理念の脆さについて思索を重ねながら、作者の視線は地政学的現実と親密な日常とのあいだを往還する。そこには、歴史の最前線のみならず、日々の生活の織物のなかに潜む不安や緊張が映し出されている。対立と不確実性に覆われた世界でありながら、その風景は同時に、美しさと脅威、そして避けがたい帰結を帯びている。

作者は、この長期的な観察の蓄積を、ひとつの静かなシークエンスへと凝縮することで、イメージはいかにして断絶と持続の証言となりうるのかを問いかける。本書は、個人の経験を形づくる政治的力学と、生存、主権をめぐる抒情的な考察として、作者の重要な仕事の到達点を示している。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 25.6 x 20.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100054833
出版 SPBH EDITIONS / MACK
著者 Matthew Connors
ISBN 9781917651455
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件