アメリカ人画家、アンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)の作品集。2022年10月から2023年1月にかけてアメリカ・ペンシルベニア州の「ブランディワイン美術館(Brandywine Museum of Art)」、2023年2月から6月にかけてメイン州の「コルビー大学美術館(Colby College Museum of Art)」で開催された展覧会に伴い刊行された。

近年再発見されたドローイングを紹介する本書は、作者の晩年の文脈と現代アメリカ美術の動向の双方において、アーティストが自らの死を描くとはいかなることかを探る一冊である。

本書では、1990年代初頭に制作された鉛筆ドローイングのシリーズを初めて公開する。そこでは作者が自身の葬儀を想像し、描き出している。第一線の美術史家による各章では、自らの死を描くことの意味が、作者の晩年の制作および現代アメリカ美術の文脈の中で考察される。本書は、この葬儀シリーズを、死を主題として長年取り組んできた作者の絵画制作、モデルとの関係性、そして表現的かつ探求的な手段としてのドローイングの位置づけと結びつけている。

さらに本書は、1960年代以降のアメリカ美術において展開されてきた、死やセルフポートレートをめぐる議論の中に作者の仕事を位置づけ、デュアン・マイケルズ(Duane Michals)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、デヴィッド・ヴォイナロヴィッチ(David Wojnarowicz)、ジョージ・トゥーカー(George Tooker)、ジャナイナ・チャペ(Janaina Tschäpe)、マリオ・ムーア(Mario Moore)らの作品もあわせて紹介する。同時代の作家たちが自身の死を描くことで多様な実存的問いを提示してきたなかで、死という人間に普遍的な経験を問い直す視点は、コロナウイルスのパンデミックや、2020年に顕在化した人種的不平等をめぐる社会的議論を経た現在において、いっそう切実なものとなっている。

こうして本書は、喪失、悲嘆、脆弱性、そして(不)死性といった、現代に深く浸透する主題に向き合う一冊となっている。

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LIFE AND DEATH

2022

SOLD OUT

アメリカ人画家、アンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)の作品集。2022年10月から2023年1月にかけてアメリカ・ペンシルベニア州の「ブランディワイン美術館(Brandywine Museum of Art)」、2023年2月から6月にかけてメイン州の「コルビー大学美術館(Colby College Museum of Art)」で開催された展覧会に伴い刊行された。

近年再発見されたドローイングを紹介する本書は、作者の晩年の文脈と現代アメリカ美術の動向の双方において、アーティストが自らの死を描くとはいかなることかを探る一冊である。

本書では、1990年代初頭に制作された鉛筆ドローイングのシリーズを初めて公開する。そこでは作者が自身の葬儀を想像し、描き出している。第一線の美術史家による各章では、自らの死を描くことの意味が、作者の晩年の制作および現代アメリカ美術の文脈の中で考察される。本書は、この葬儀シリーズを、死を主題として長年取り組んできた作者の絵画制作、モデルとの関係性、そして表現的かつ探求的な手段としてのドローイングの位置づけと結びつけている。

さらに本書は、1960年代以降のアメリカ美術において展開されてきた、死やセルフポートレートをめぐる議論の中に作者の仕事を位置づけ、デュアン・マイケルズ(Duane Michals)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、デヴィッド・ヴォイナロヴィッチ(David Wojnarowicz)、ジョージ・トゥーカー(George Tooker)、ジャナイナ・チャペ(Janaina Tschäpe)、マリオ・ムーア(Mario Moore)らの作品もあわせて紹介する。同時代の作家たちが自身の死を描くことで多様な実存的問いを提示してきたなかで、死という人間に普遍的な経験を問い直す視点は、コロナウイルスのパンデミックや、2020年に顕在化した人種的不平等をめぐる社会的議論を経た現在において、いっそう切実なものとなっている。

こうして本書は、喪失、悲嘆、脆弱性、そして(不)死性といった、現代に深く浸透する主題に向き合う一冊となっている。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 26.0 x 21.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100052852
出版 DELMONICO BOOKS
著者 Andrew Wyeth
ISBN 9781636810348
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件