¥ 6,600 (税込)
南ロンドンを拠点に活動するアーティスト、レア・ディロン(Rhea Dillon)の作品集。2023年5月から2024年1月までロンドンの「テート・ブリテン(Tate Britain)」開催された展覧会に伴い刊行された。同美術館で開催される展覧会シリーズ「Art Now」の一環として開催された。
作者の詩のほか、自身や他の寄稿者による書き下ろしや著作からの抜粋、展覧会や個々の作品の図版を通じて、詩的な洞察に満ちた作品を紹介する。
同展覧会は、作者による新旧の彫刻作品を一堂に集め、黒人女性の身体をコンセプチュアルに断片化したものとして提示する。物質的な歴史やミニマリズムと抽象化の理論、ブラックフェミニズムの認識論を検討することで、目、口、魂、手など、一定の形をもたない1つのからだの要素を連想させる。これらのバラバラの要素を一緒に見せることで、大英帝国の歴史において黒人女性による肉体労働、生殖労働、知的労働が果たしてきた基礎的な役割を浮き彫りにしている。
この力強く新しい作品集は、歴史上の土地収奪の現場と現代の搾取と過重労働の現場とのつながりを明らかにし、カリブ海とイギリスの人々のアイデンティティの形成において、植民地主義、人種資本主義、家父長制といった権力の構造がいかに永続的な存在であるかを強調している。またこれは、植民地主義、家父長制、黒人女性の労働に対する反応を集めた詩的なアッサンブラージュともいえる。
作者本人との緊密な共同作業により制作された本書の装丁は、イギリスを拠点とするデザインユニット「OK-RM」が手がける。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 26.4 x 21.1 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100033199 |
出版 | TATE PUBLISHING |
著者 | Rhea Dillon |
ISBN | 9781849768825 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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