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人物の目を覆い、花びらを塗り潰す。佐藤誠高がモチーフとするのは、実在の人物や花などです。彼はパネルに向き合うと、まず、写真と見間違えるほどの精密さでモチーフを鉛筆の線のみで模写していきます。パネルいっぱいのサイズに描き上げた鉛筆画が完成すると、自分で描いた「物を語りすぎる目」や「美しさを誇張しすぎる花弁」を色鮮やかな多色使いのアクリル絵具で大胆に塗りつぶします。⼀般的に人々がもっとも美しいと目を奪われる部位をあえて絵具で覆い隠すことで、モチーフ自体がもつ本来の美しさを表現しています。

ストイックすぎるまでに制作活動に勤しむ佐藤ですが、そのこだわりゆえ、多くのコレクターが新作を待つ寡作の画家です。そのため作品を発表する機会も少なく、今回の作品集は、佐藤の作品をまとめて堪能できる貴重な1冊となっています。72点の絵画、立体作品の写真のほか、気鋭の美術批評家・山本浩貴(中公新書『現代美術史』ほか)による論考原稿を収録し、彼の描く「美」とは何かを読み解きます。

 

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佐藤誠高

佐藤誠⾼ 画集 『Reality -Dancing on the Edge-』

¥ 8,250 (税込)

人物の目を覆い、花びらを塗り潰す。佐藤誠高がモチーフとするのは、実在の人物や花などです。彼はパネルに向き合うと、まず、写真と見間違えるほどの精密さでモチーフを鉛筆の線のみで模写していきます。パネルいっぱいのサイズに描き上げた鉛筆画が完成すると、自分で描いた「物を語りすぎる目」や「美しさを誇張しすぎる花弁」を色鮮やかな多色使いのアクリル絵具で大胆に塗りつぶします。⼀般的に人々がもっとも美しいと目を奪われる部位をあえて絵具で覆い隠すことで、モチーフ自体がもつ本来の美しさを表現しています。

ストイックすぎるまでに制作活動に勤しむ佐藤ですが、そのこだわりゆえ、多くのコレクターが新作を待つ寡作の画家です。そのため作品を発表する機会も少なく、今回の作品集は、佐藤の作品をまとめて堪能できる貴重な1冊となっています。72点の絵画、立体作品の写真のほか、気鋭の美術批評家・山本浩貴(中公新書『現代美術史』ほか)による論考原稿を収録し、彼の描く「美」とは何かを読み解きます。

 

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取り扱い 銀座 蔦屋書店
素材 156ページ、 B4 変形
商品コード 1100030090
出版 美術出版社
ISBN 9784568105766
配送までの期間 ご注文後3~4日程度で発送予定
カテゴリー
送料 ¥550(税込)
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