左側から

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正面から

左側から中央部分

右側から下部

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正面から
左側から中央部分
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北山善夫は幼い頃から描くことに夢中になり、独学で絵画を追求してきました。しかし大人になるにつれて生き生きとした自由な線が失われてしまい、一度絵画を断念します。70年代終わりには描線の代わりに、小枝や竹や針金、糸などの素材を使った木製パネルのレリーフ作品を制作します。やがてパネルと一体であった線が空間に放り出され、竹と和紙による立体作品へと発展していきました。立体作品について北山は「人間が世界をどう獲得して自分の世界をつくってゆくのか、幼き者の世界のダイナミックな、しかし未分化な世界像に、芸術としての可能性を造形化した。」といいます。素材を選び、組み合わせてつなげていく事はかたちを捉える感覚的な行為であり、「無意識という大きな世界」も問題としていました。
1982年、第40回ヴェネツィアビエンナーレの日本館で大型の立体作品を展示し、同じ年に絵画制作に再び取り組み始めます。その際、絵画に専念するため、コミッションワーク以外での立体作品からは離れることになります。
その後、約40年経った2020年に、過去の自分の作品を再考するため改めて立体作品に着手しました。ここ数年で自身の絵画がある到達点に至ったことを踏まえ、過去の立体から得た描線とはなんであったのか問い直す、北山による「立体ドローイング」の作品です。

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北山善夫

そうは言っても

2020

¥ 224,950 (税込)

北山善夫は幼い頃から描くことに夢中になり、独学で絵画を追求してきました。しかし大人になるにつれて生き生きとした自由な線が失われてしまい、一度絵画を断念します。70年代終わりには描線の代わりに、小枝や竹や針金、糸などの素材を使った木製パネルのレリーフ作品を制作します。やがてパネルと一体であった線が空間に放り出され、竹と和紙による立体作品へと発展していきました。立体作品について北山は「人間が世界をどう獲得して自分の世界をつくってゆくのか、幼き者の世界のダイナミックな、しかし未分化な世界像に、芸術としての可能性を造形化した。」といいます。素材を選び、組み合わせてつなげていく事はかたちを捉える感覚的な行為であり、「無意識という大きな世界」も問題としていました。
1982年、第40回ヴェネツィアビエンナーレの日本館で大型の立体作品を展示し、同じ年に絵画制作に再び取り組み始めます。その際、絵画に専念するため、コミッションワーク以外での立体作品からは離れることになります。
その後、約40年経った2020年に、過去の自分の作品を再考するため改めて立体作品に着手しました。ここ数年で自身の絵画がある到達点に至ったことを踏まえ、過去の立体から得た描線とはなんであったのか問い直す、北山による「立体ドローイング」の作品です。

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取り扱い MEM
サイズ 46.0 x 17.0 x 23.0 cm
素材 竹、紙、銅線、アクリル絵具
商品コード 1100035302
配送までの期間 ご購入後に箱をご用意して2〜3週間で納品いたします。
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