------------------------------------------------------------
リー・キットによるエディション作品「Portofolio」の第二弾です
水彩紙にプリントされた12点のイメージは過去10年に渡りキットが日常的に撮影した画像からセレクトされています。また今回は画像と同じように日頃書き溜めているテキストも用いられました。前作と比べ本作は色彩やテクスチャーに焦点が当てられ、イメージは抽象性を帯びています。特定の意味や文脈から離れた視覚的な存在であるこれらの作品は個展「息をのむような虚ろな視線」において初めて発表されます。金属板にスプレーで描かれた作品、透明テープによって作られた光沢のある壁面、破壊された金属の表層、光として用いられるプロジェクションなどと共に、インスタレーションを構成しています。