OIL限定

都市文化に深い関心を寄せるアーティスト・水木塁のシリーズ作品。本作品《若者のすべて -路上の花》は「新宿東宝ビル」周辺の路地(通称 トー横)と大阪ミナミのグリコ看板下(通称 グリ下)という若者が多く集う東西の「広場」のフィールドワーク、そしてアーティスト本人の失効済みのパスポートを起点に制作された。路上に残された若者たちのパーティーの跡/痕とパスポートに刻印されたVOIDの文字、ID ナンバーをモチーフとし、技法としてはサイアノタイプによる印画、薬剤による漂白、レーザー光線による彫刻が組み合わされている。そこには印画と消去の過程に組み込まれた現代の都市に生きる若者たちの痕跡、そして作者の足跡(のなさ)が不純なイメージとして確かに定着されている。

「わたしたちの街をキレイにしましょう」と書かれたチラシを町内の掲示板で見かけた。今まで気にもかけなかった “わたしたち”の文字(が妙に気になった)。少なくとも僕はこの街を「私」の街として感覚したことがない。改めて考えてみると、この“わたしたち”の中に自分が含まれているのかどうか少し不安になってくる。 -2023年4月29日の制作ノートより抜粋

 

タイトル|若者のすべて -路上の花 009

制作年|2023年

サイズ|H51.0×W36.0(シートサイズ), H59.9×W44.6(額装込み)

素材・技法|サイアノタイプ、市販薬、レーザー彫刻、シートミラー

本作品はHAPS KYOTO selection #3 水木塁「若者のすべて -路上の花」に出展中です。作品のお渡しは、展覧会会期終了後の2024年1月13日(土)以降となります。

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水木塁

若者のすべて -路上の花 009

2023

SOLD OUT

都市文化に深い関心を寄せるアーティスト・水木塁のシリーズ作品。本作品《若者のすべて -路上の花》は「新宿東宝ビル」周辺の路地(通称 トー横)と大阪ミナミのグリコ看板下(通称 グリ下)という若者が多く集う東西の「広場」のフィールドワーク、そしてアーティスト本人の失効済みのパスポートを起点に制作された。路上に残された若者たちのパーティーの跡/痕とパスポートに刻印されたVOIDの文字、ID ナンバーをモチーフとし、技法としてはサイアノタイプによる印画、薬剤による漂白、レーザー光線による彫刻が組み合わされている。そこには印画と消去の過程に組み込まれた現代の都市に生きる若者たちの痕跡、そして作者の足跡(のなさ)が不純なイメージとして確かに定着されている。

「わたしたちの街をキレイにしましょう」と書かれたチラシを町内の掲示板で見かけた。今まで気にもかけなかった “わたしたち”の文字(が妙に気になった)。少なくとも僕はこの街を「私」の街として感覚したことがない。改めて考えてみると、この“わたしたち”の中に自分が含まれているのかどうか少し不安になってくる。 -2023年4月29日の制作ノートより抜粋

 

タイトル|若者のすべて -路上の花 009

制作年|2023年

サイズ|H51.0×W36.0(シートサイズ), H59.9×W44.6(額装込み)

素材・技法|サイアノタイプ、市販薬、レーザー彫刻、シートミラー

本作品はHAPS KYOTO selection #3 水木塁「若者のすべて -路上の花」に出展中です。作品のお渡しは、展覧会会期終了後の2024年1月13日(土)以降となります。

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取り扱い HAPS KYOTO
エディション unique
サイズ 59.9 x 44.6 x cm
素材 サイアノタイプ、市販薬、レーザー彫刻、シートミラー
商品コード 1100029215
著者 水木塁
配送までの期間 本作品は展覧会会期終了後、2024年1月13日(土)以降のお渡しとなります。
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