三井さんはやまなみ工房に所属しています。以前、伺った時に館長の山下さんが話してくださった三井さんとのエピソードがすごく心に残っています。今のやまなみ工房が開設されるよりも前、1989年から所属されていて、山下さんとは30年以上にわたる関係性です。三井さんが初めて「とり」を描いた時に、山下さんはそれまで実際の生き物を三井さんに見せたことがなかった事に気付いたそうです。それから、外に出た際に「とり」とはどんな生き物なのか見るようになり、また屋外の様々な光景を目の当たりにしていき、三井さんは新たに作品を制作していきます。
とりの体はクレヨンで描かれていますが赤、黄色、オレンジ、黄緑と鮮烈な輝きを放っていて、ものすごい量のエネルギーを体に内包しているかのようにも見えます。単なるカラフルさではなく、生命力に満ち溢れる力強さが宿っています。作品越しに、その筆圧、筆使いが伝わってきて、その力強さは見ている私たちにも伝播します。何回も何回もグルグルに塗りつぶされた円は、きっと鳥の目ではないでしょうか。力強く、放射線状に広がっていく足もそうですが、このものすごく堂々とした体躯が印象的です。とりの堂々たる姿や見事。このエネルギーをぜひ肌で感じて欲しいです。

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三井啓吾

とり

¥ 66,000 (税込)

三井さんはやまなみ工房に所属しています。以前、伺った時に館長の山下さんが話してくださった三井さんとのエピソードがすごく心に残っています。今のやまなみ工房が開設されるよりも前、1989年から所属されていて、山下さんとは30年以上にわたる関係性です。三井さんが初めて「とり」を描いた時に、山下さんはそれまで実際の生き物を三井さんに見せたことがなかった事に気付いたそうです。それから、外に出た際に「とり」とはどんな生き物なのか見るようになり、また屋外の様々な光景を目の当たりにしていき、三井さんは新たに作品を制作していきます。
とりの体はクレヨンで描かれていますが赤、黄色、オレンジ、黄緑と鮮烈な輝きを放っていて、ものすごい量のエネルギーを体に内包しているかのようにも見えます。単なるカラフルさではなく、生命力に満ち溢れる力強さが宿っています。作品越しに、その筆圧、筆使いが伝わってきて、その力強さは見ている私たちにも伝播します。何回も何回もグルグルに塗りつぶされた円は、きっと鳥の目ではないでしょうか。力強く、放射線状に広がっていく足もそうですが、このものすごく堂々とした体躯が印象的です。とりの堂々たる姿や見事。このエネルギーをぜひ肌で感じて欲しいです。

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取り扱い アールテロワール
エディション 3
サイズ 56.0 x 75.0 x 4.0 cm
素材 Giclee print on Paper with aluminum frame
商品コード 1100048781
配送までの期間 ご注文より約1か月ほどでお届け予定
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