アンジュ・ミケーレ「イマジナリウム」
アンジュ・ミケーレは1989年ヴェネツィア⽣まれ、現在は京都在住。海や⼭、星、⽉、植物、動物、鉱物といった⾃然のエレメントをモチーフに、平⾯作品を制作しています。「聴覚障害という⾝体と⾃意識のシェルターに護られた精神を拠りどころに」(住吉智恵)現実世界を凝視し、⾃⾝の内なるイメージに変換してためらいなく描かれる絵画は、作家の⼼⾝と渾然⼀体となった作品として⽇々弛まずにつくり出されています。
シュウゴアーツでは初めてとなる本個展のタイトル「イマジナリウム」は、「Imagination(イマジネーション)」とラテン語の「-arium(場)」を繋げ合わせてアンジュがつくり上げた造語。想像力に導かれた場、創造が発生する場であるアンジュの絵画は、人間が先駆的に自由な存在であることを穏やかに表明しています。
アンジュの類まれなる想像力からうまれる表現を、ぜひご覧ください。
本展覧会の展示風景動画はこちら。
アンジュ・ミケーレの販売作品一覧はこちらから
Information
会期: 2020年6月20日~7月18日 |