ジュリアン・オピー
東京オペラシティアートギャラリーで開催された個展でも注目を集めたジュリアン・オピー。今回ご用意したのは、目にも鮮やかな野菜や果物が部屋を華やかに彩ってくれる作品。オピーが描く静物は、見るものに新鮮な印象を与えてくれます。
三宅信太郎
絵巻物のような横長のドローイング制作から、着ぐるみを着て行うライブドローイングまで、多彩な表現を展開する三宅信太郎。三宅の「夜景 Nightscape」シリーズは、温かみのあるダンボールや厚紙にペイントして制作されています。色とりどりの建物を飾って、あなただけの景色を自宅につくってみてはいかがでしょう?
ヤノベケンジ
キャッチーながらも社会的なメッセージを感じさせる大型作品を手がけてきたヤノベケンジ。この《黒漆舟守祝猫》は、大航海時代に「旅の守り神」として世界中を旅してきた猫をモチーフにしています。漆や金といった日本の伝統工芸の素材を使用し、落ち着いた雰囲気のなかに愛らしさが宿る立体作品です。
近藤亜樹
力強く、生命力溢れる筆致で多くの人を魅了するペインター・近藤亜樹。目にも鮮やかな強烈な色彩と、しなやかなフォルムで描かれた花や果物などの普遍的なモチーフは、冬のリビングに元気を届けてくれそうな予感がします。
ヴァサタン・ヨガナンタン
パリを拠点に活動する写真家のヴァサタン・ヨガナンタンは、インド人なら誰もが知っている叙事詩『ラーマーヤナ』を現代的に解釈して作品にしています。世界中の動物たちが主人公ラーマのもとに集結する場面をモチーフにした本シリーズは、ペイントが施されて寓話的な雰囲気を醸し出しています。
山本昌男
静寂に満たされた詩的な作風で、国際的に評価される写真家・山本昌男の「手中一滴」シリーズ。「手中一滴」とは、山本による造語で「写真も盆栽も、人が自然と向き合う中で、手から絞りだすように生まれる」との意味をもちます。富士山麓や八ヶ岳へと盆栽を持ち出し、壮大な大自然の中で撮影した作品です。
小川一真
明治から大正にかけて、日本の写真の黎明期を先導した小川一真。小川が19世紀末に撮影し、木版のように色を1色ずつ重ね刷りする技法「コロタイプ」によって印刷した、美しい花々の写真をご紹介。なめらかで深みのある風合いが、気品ある日本の花の美しさを引き立てます。