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夢工房 -YUMEKOUBOU GALLERY-より、「京都アンティークフェア」出展作家5名の出品作をご紹介

夢工房 -YUMEKOUBOU GALLERY-は、3月24日より開催される「第85回京都アンティークフェア」に参加。オンラインでは、会期に先駆けて出展作家5名の出品作をご紹介いたします。会場に足を運ぶとともに、ぜひオンラインでもお楽しみください。

夢工房 -YUMEKOUBOU GALLERY-

 京都祇園・新門前通りの白川のほとりの静かな場所にあり、所属作家である四代田辺竹雲斎が制作した竹のインスタレーションのある入口をくぐった先にある建物が店舗となっています。築150年以上、歴史がある京都を感じさせる店舗では、古美術の優品と現代作家の作品をともに展示するなど、新たな価値の創造、発信をしています。

 「京都アンティークフェア」夢工房-YUMEKOUBOU GALLERY-ブースでは作家5名によるグループ展「わが陶はゆくえもしらずはてもなし」を開催します。それぞれの作家が展開する陶の表現にふれてみてください。

 

 

出品作家紹介

作品画像をタップすると、作品の紹介ページに移動します。

 

西久松 友花

1992年京都府生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器修了。宗教的象徴物や歴史的・文化的背景を持つものの形や装飾を象り再構築させた陶立体を制作する。主な個展に、「化生」(芝田町画廊、大阪、2022)、グループ展に、「美の予感2023-生彩−」(高島屋、東京、京都、名古屋、大阪)、「KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION ベールの光景」(COCON KARASUMA 2Fアトリウム、京都、2022)、「京芸transmit program2020」(京都市立芸大ギャラリー@KCUA、2020)、「国際工芸アワードとやま2020」(富山県美術館)など。「Kyoto Art for Tomorrow –京都府新鋭選抜展2017–」NHK京都放送局賞受賞。

 

《炎華》

 

 

田中 悠

1989年愛媛県生まれ。2013年京都嵯峨芸術大学工芸専攻卒業。現在は京都に工房を構え作陶し、京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻に在籍。陶磁器が内包する空間と手びねりの技法から発想を展開させ、何かが布で包まれているような造形を制作している。主な展覧会に、「第16回パラミタ陶芸大賞展」(パラミタミュージアム、三重、2022)、「Pureform」(南オーストラリア州立美術館、2022)、「Toucher le feu. Femmes céramistes au Japon」(ギメ東洋美術館、フランス、2022)など。国内外の美術館に作品が収蔵されている。

 

《tsutsumimono》(2023)

 

 

山口 遼太郎

1999年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻在籍。日々の出来事や夢をモチーフにドローイング的手法で制作をしている。小さく脆い造形を用いて、鑑賞者に緊張や静寂が感じられるような陶造形を行っている。主な展覧会に、「京都市立芸術大学作品展」(京都市立芸術大学、2023)、「Winter Art Market」(Feb gallery Tokyo、2022)、「アールシー陶器市」(RC HOTEL KYOTO YASAKA、2022)、「合同陶芸展」(堀川御池ギャラリー、京都、2021)など。

 

《歯抜けの夢》

 

山本 真実江

1992年京都府生まれ。2015年京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻卒業、17年同大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器分野修了。16年国立高等装飾美術学校(フランス)交換留学。記録している写真やドローイング、木版画などを元にそれを土に彫り、表面に色化粧の層を重ねて装飾をする。ただ描くだけではなく記憶や時間を土に刻むように、版木を彫るような感覚で制作をしている。主な個展に、「風景画」(同時代ギャラリー コラージュプリュス、京都、2021)、「Drawing my daily」(陶磁器会館、京都、2019)、グループ展に、「ファースト・パトロネージュ・プログラム第6回2022秋」(3331 Arts Chiyoda、東京)、「Collectors’Collective vol.6 Osaka」(TEZUKAYAMA GALLERY、2022)、「創工会支援企画 新進作家5人展」(京都文化博物館、2021)、「京芸transmit program2019」(京都市立芸大ギャラリー@KCUA)など。京都花鳥館賞最優秀賞(2021)受賞。

 

《霖雨》

 

 

若杉 聖子

1977年富山県生まれ。2000年近畿大学文芸学部芸術学科卒業 。03年多治見市陶磁器意匠研究所修了。鋳型に流し込む鋳込み技法を用いた白磁の作品は、石膏の原型を丁寧に削り出し作られる繊細で柔らかな造形で国内外問わず多くの人を魅了している。外側を無釉で焼き上げることで白磁の肌の質感を生かし、光の陰影をシャープに捉えることで、洗練された造形美を際立たせ凛とした佇まいを見せる。現在は兵庫県三田市にアトリエを構え作陶・発表するとともに、京都市立芸術大学で後進の指導にも尽力している。

 

《鱗鉢/No.214》(2022)

出展作家の作品を見る

夢工房 -YUMEKOUBOU GALLERY-の取扱一覧を見る

 

「京都アンティークフェア」

春、初夏、秋と年3回開催される「京都アンティークフェア」。以前は「京都大骨董祭」として親しまれ、20年以上の歴史があります。 骨董・古美術をはじめ家具や絵画、アジア雑貨、西洋アンティークなど多種多様に全国各地から300店舗以上出店するイベント。

 

編集部

Information

「わが陶はゆくえもしらずはてもなし」
(「第85回京都アンティークフェア」夢工房-YUMEKOUBOU GALLERY-ブース)

 

会期:2023年3月24日~26日
会場:京都パルスプラザ(京都府総合見本市会館)大展示場
住所:京都市伏見区竹田鳥羽殿町5
開館時間:10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
料金:無料
お問い合わせ:077-522-2307
※会期中は075-621-6873