本作は、1991年10月に日本の茨城県とアメリカのカリフォルニア州の谷間地域で、3,100本の傘をいっせいに開くというプロジェクト「アンブレラ、日本－アメリカ合衆国、1984-91」。青い傘が茨城に、黄色い傘はカルフォルニアに設置され、点在する鮮やかな傘の集合が広大な土地に鮮やかな景観を生み出しました。

----

《包まれたライヒスターク、ベルリン、1971-95》や《ゲーツ、ニューヨーク市、セントラルパーク、1979-2005》など、世界各地で大規模な梱包プロジェクトを展開したクリストとそのパートナーのジャンヌ＝クロード。2020年5月に84歳で逝去したクリスト氏ですが、2020年7月にはポンピドーセンターでの大規模回顧展が開催され、2021年にはエトワール凱旋門の梱包プロジェクトが話題となるなど、彼らの作品は未来に委ねられる形でこの先も私たちの世界に生き続けます。

NADiffでは、クリスト氏の来日時に譲り受けた、アーティスト直筆の貴重なサイン入りポスターを2020年6月にオンライン限定で販売しました。その第2弾として数々のプロジェクトを記録した直筆サイン入りのアートカードを数量限定で販売いたします。今回は額付きでの販売となっており、お部屋に飾りやすいサイズ感ながらもクリスト氏の作品の魅力を伝えるビジュアルが目を引く仕上がりとなっております。