門田光雅
Mitsumasa Kadota
門田光雅は1980年静岡県生まれ。2002年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業、03年東京造形大学美術学科絵画専攻研究生修了。絵画表現の可能性をテーマに、鮮やかな色彩の抽象絵画を描く。自身の旧作に加筆して過去と現在の作風をつなぎ、新しい価値を与えることを試みるシリーズなどを制作し、絵具の質感や筆の動きのなかで、色や顔料の制限から解放された新しい絵画のあり方を探求。また近年は、ホテルといった通常の展示空間とは場所で作品を発表する、絵画を起点として立体作品に取り組むなど、新しい展開を見せている。
これまでの個展に、「SUPER PRISM」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2022)、「DOUBLE HELIX」(M画廊、栃木、2022)、「Imaginary 」(MARUEIDO JAPAN、東京、2022)、「SILENT TOPOLOGY」 (M画廊、栃木、2020)、「KADOTA」 (Stanley H. Kaplan Penthouse at Lincoln Center、ニューヨーク、2019)、「Star System」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2019)、「Remix」(セゾンアートショップ、神奈川、2019)、「TELEPORT PAINTINGS」(パークホテル東京、2018)など。グループ展に、「絵画のミカタ 5人のアーティストとみる群馬県立近代美術館のコレクション」(群馬県立近代美術館、2020)、「The ENGINE 遊動される脳ミソ 小野耕石×門田光雅」(セゾン現代美術館、長野、2019)など。作品はセゾン現代美術館に収蔵されている。