安野谷昌穂
Masaho Anotani
安野谷昌穂は1991年兵庫県生まれ。京都精華大学でデザインを、オランダのヘリット・リートフェルト・アカデミーでファインアートを学ぶ。日常生活や自然の観察から得た情報や感覚をもとに、絵画やドローイング、コラージュ、パフォーマンス、詩、写真などで表現する。根源的な問いである「自分自身とは何か」「世界とは何か」を探求し、非言語的な領域での表現を追求する。描くという動作のほか、掻く、貼る、削るといった原初的な行為を通じて、即興的かつ身体的なアプローチで作品を制作する。ファッション、デザインの分野でも活動し、COMME des GARCONSやZUCCaなどとのコラボレーションワークを数多く手がけている。近年の個展に「LINALSASI」(Center for COSMIC WONDER、東京、2024)、「法天地在|POTENTIAL」(HARUKAITO by ISLAND、東京、2024-25)、「Vong Co RAHZI(ボン コ ラージ)」(BLUM & POE、東京、2019)などがある。