ユアサエボシ
Yuasaeboshi
ユアサエボシは1983年千葉県生まれ。2005年東洋大学経済学部卒業。2008年東洋美術学校絵画科卒業。大学卒業後に就職した金融関係の会社が入社半年後に倒産、その後画家になることを決意し美術学校に進学。34歳頃から「大正生まれの架空の三流画家であるユアサエボシ」という設定で絵画制作に取り組み、架空の略歴や綿密な設定の中でシュルレアリスムの影響を受けた表現を行う。ユアサはその制作を通して、架空の作家が実在したという“嘘”を歴史の隙間に忍び込ませることを目論む。
主な展覧会に、「プラパゴンの馬」(EUKARYOTE、東京、2019)、「シェル美術賞アーティストセレクション」(国立新美術館、東京、2018)、「Multi shutter」(EUKARYOTE、東京、2018)、「岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2017)。主な受賞は、2018年第10回絹谷幸二賞など。