ベルント・フリーベリ
Berundt Friberg
ベルント・フリーベリは1899年スウェーデン・ホガナス生まれ。 13歳よりホガナス製陶所で作陶助手として働き始め、同時にテクニカルスクールに通う。その後いくつもの窯を渡り、35歳まで22年間、ろくろ職人として働き、1934年スウェーデンに帰郷しグスタフスベリ製陶所に籍を置く。アートディレクター、ヴィルヘルム・コーゲに師事し、44年には独立と同時にグスタフスベリ内に自らの工房を設立。作品はスウェーデン、グスタフ国王、イヴ・サン=ローラン、ロバート・メイプルソープなどにコレクションされ、スウェーデン国立美術館(ストックホルム)、コペンハーゲン装飾美術館、デンマーク国立博物館(コペンハーゲン)、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、京都国立近代美術館、東京藝術大学大学美術館など世界各地の美術館に収蔵されている。
ミラノトリエンナーレにて47年、51年、54年に金賞を受賞。ファエンツァ国際陶芸展にて1等賞。60年、グレゴール・ポウルッソン・トロフィー。80年、プリンス・ユージン・メダル(スウェーデン)受賞。64年に日本で開催された現代国際陶芸展にも出品されている。81年没。