キム・チョンハク
Kim Chong Hak
キム・チョンハクは1937年韓国・新義州市生まれ。ソウル大学校にてペインティングを専攻後、62年同大卒業。68~70年には東京藝術大学、77年にはニューヨークのプラット・インスティテュートにて版画技術を学ぶ。韓国の雪岳山(ソラクサン)の風景を永続的なモチーフとし、その他、花や鳥、蝶などを力強い平面構成とエネルギーあふれる豊かな色彩で描く。西洋近代絵画やコンセプチュアル・アートからの影響に加え、中国の画家や書家などからの影響も強く受け、50年以上の制作活動のなかで、幅広い表現方法を展開。主な個展に「Vital Resonance」(Johyun Gallery、釜山、2016)、「キム・チョンハク展」(小山登美夫ギャラリー、東京、2018)、「Kim Chong Hak」(ギメ美術館、パリ、2018)など。