綿引展子
Nobuko Watabiki
綿引展子は2008年よりドイツのハンブルクに在住し、制作をつづける。武蔵野美術学園で版画を学び、広告代理店・障がい者施設などに勤務するかたわら制作を始める。写真をコラージュ的に用いたオブジェから、和紙やテキスタイル、オイルパステルによる現在のスタイルに至る。自己を内省し、他者との関わりを掘り下げたテーマを持つ。1997年と98年に「VOCA」展に推挙され、以後、国内およびドイツを中心とした欧州各地や南米で展示を行う。2011年よりFUKUSHIMAをテーマとしたプロジェクト「TEGAMI」を発信する。