大竹利絵子
Rieko Otake
大竹利絵子は1978年神奈川県生まれ。2002年に東京藝術大学美術学部彫刻科卒業後、04年同大学院美術研究科彫刻専攻修了、07年同博士課程修了。2006年、第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展入選。少女や鳥、鹿などを主なモチーフとして、クスノキやヒノキ、カツラなどを素材とする無彩色の木彫り作品を制作する。木の生々しさや美しさを損なわないよう、素地仕上げの手法を貫き、勢いとリズム感のある彫目で表面を仕上げる。これまで参加した主な展覧会に「物語の彫刻」(東京藝術大学大学美術館陳列館、東京、2007)、「續・彩虹 As Long As Rainbow Lasts」(Soka Art Center、台北、2011)など。